GDC2006でSCEAのプロダクトマネージャーが登壇したPSPの2年目の展望を説明した”PSP Year2″というプログラムについてリポートしてます。北米市場ではNDSを上回り好調とか。最大の課題はやはりキラーソフトだそうで、先だっての久多良木さんのスピーチ同様、PSPの機能とゲームの見直しを図ると力説したそうです。また、ハードとの連動が重要だとして、PS2やPS3といった据え置き機との密接な関係が新機軸ソフト誕生のきっかけになるとコメントしています。
据え置き機と携帯機の連携は任天堂が得意としていますが、ソニーは自社製品同士でも今まではあまりうまく連携できてきたとは言えませんね。組織の大幅な変更以後は、徐々にそれも改善されつつありますので、今後は大いに期待したいところです。
ちなみに、先日録画しておいた「世界遺産」を見たときにNetJukeのCMを目にしたのですが、ウォークマンとの連携を売りにしていてびっくりしました。個人的にトラウマになっているフランツ・フェルディナンドの曲が使われているのが凄く気になりはしたのですけど…。以前はウォークマンチーム側が無視を決め込んでいたNetJukeなのにこの変わり様はなんでしょう。まあ、こういう動きからもソニーが変わりつつあることが実感できるわけですが…。
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