ロケーションフリープレイヤーPC用(LFA-PC2) アップグレードプログラム(ロケフリオフィシャルサイト)
ロケーションフリーオフィシャルサイトで、ロケーションフリープレイヤーPC用(LFA-PC2)のアップグレードプログラムが公開されました。アップグレード内容は、画面リモコン対応の機種が増え、Windows XP/2000のマルチユーザ対応の2点。
注目は「リモコン対応機種」。ハイビジョンスゴ録やXビデオステーションに混じって「NetJuke」が対応機種に加わりました。リモコン対応機種が増えただけで機能的にはなんら変化はないのですが、アンプ以外の音響機器に対応したというのが新しいですよね。オーディオもロケフリでという新時代の始まりとでもいいましょうか。(ご丁寧にお知らせ感謝です>nakanakaさん)
ということで、早速手持ちの機器で試してみることに。ベースステーションの位置関係もあって、X5のベースステーションのビデオ入力にNetJuke「NAS-M7HD」のビデオアウトとオーディオアウトを接続。AVマウスをNetJukeの受光部近くに置いて準備完了。LFA-PC2側でリモコン設定を「ネットジューク」に変更後、電源オンから試してみると…。
あっけなくPC側からNetJukeの操作が可能に。ウインドウ内にはNetJuke側の液晶と同じ画像が表示されます。ちなみに、NetJukeの液晶はは4:3映像をワイドでフル画面表示しているようですが、PC側は4:3画面で表示されます。リモコンは実際のリモコンとは違い、簡略化されていますが、出先での利用を想定すれば必要十分と言えるでしょう(右画像参照)。
使い勝手に関しては、映像・音声ともにクオリティも、数秒のタイムラグが発生するのも他の機器と全く同じ。映像はMPEG-4相当であってもさして気になりませんが、音響製品肝心の音声も劣化してしまうのが残念です。FMクオリティとはほど遠く、AMステレオレベルといった印象。音楽ファンが納得できる音質ではありません。とはいえ、諸事情でノートPCに音楽ファイルを置いておけない場合や、(やって良いかどうかは別にして)会社のなどで自宅のNetJukeに取り込んだ音楽などをBGM代わりに使うという手はありますね。まあ、ハイビジョン時代の到来に合わせてロケフリはまだまだ進化を続けると思うので、映像は高画質になるのは当然として、音声も高音質になることを期待したいです。ところで、PSPへは対応しないのかなあ…。
(以下はロケフリとNetJuke、両方を所有する方限定の話です。)
出先で使う場合はNetJuke側のボリュームを0にしておかないと無人の自宅で音だけが鳴り響くことになります。「消音」じゃなくてボリュームを0にしないとダメです。バーチャルリモコンの「消音」と音量調節はあくまで本体に働くもので、ロケフリプレイヤー側をコントロールするものではないからです。本体のボリュームが0でもオーディオアウトから出た音声はベースステーション経由でロケフリプレイヤーに渡されるので、パソコン側の音量調節はあくまでパソコン側で行う必要がありますので注意しましょう。
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