液晶ベガ購入で、トリノオリンピックのハイビジョン放送を連日堪能しているSPA家。深夜にオンエアされた開会式もIOデータのHDDレコーダーで録画。ばっちり楽しませてもらいました。選手の入場行進のBGMが80年代ポップスやディスコクラシックだったことに驚き、イタリアの選手入場時にJay GraydonプロデュースでAORファンになじみのあるAlan Sorrentiの「Figli Delle Stelle」がかかったときはさらにびっくりでした。
それはさておき、前半戦はメダル獲得の可能性の高い種目での日本勢の不調が目立ちましたね。ジャンプのノーマルヒル、スノボのハーフパイプ、スピードスケートの男子500mと、どれもメダル候補が揃っているにもかかわらず、一つも取れませんでした。なんかねえ、もうがっくりくるんです。期待が大きかった分、落胆も大きいのですね。それもこれもマスコミがこぞって彼らをはやし立てるもんだから、自分のような素人は勝手に大きな期待を寄せてしまうのですよ~。自分は彼らがオリンピックでがんばってメダルを獲得する姿をみて自分もがんばらなきゃみたいな気持ちになりたいだけなんですけどね。オリンピックを現実逃避している日常から抜け出すきっかけにしたいだけという。ぶっちゃけ、マスコミよりも勝手な野郎なのですが…。
ただ、今回、前半戦の競技で印象深かったのは、期待の大きいスター選手ではなく、3番手や4番手の選手の活躍が目立ったこと。スピードスケートでは、及川選手が4位と大健闘。世界記録保持者の加藤や、2大会連続メダルを獲得した清水というスター選手に隠れて目立たなかった彼のような人が、大舞台で自分の持てる力を出し切り、4位に入賞したことこそが評価されるべきなんだなあと思いました。ちなみに、彼の所属はあの「びっくりドンキー」なんですって。それを知った瞬間、ハンバーグが食べたくなってくる俺ってば…。
何が言いたいのか良くわからん文章になってしまいましたが、期待が大きい分裏切られたときの落胆が大きいということで、ソニーにもあまり期待しすぎないようにしたほうが自分のためには良いのかなあなんてことを思わせてくれたトリノオリンピックなのでした、というまとめかたは今ひとつだよなあ…。
おまけ:加藤くんの1回目の走り(うるさいgifアニメでごめんなさい)