ソニー復活の原動力は何か—誰も使っていない小さなオンリーワン技術の積み上げ
これまでソニーは斬新な製品をいくつも世に出してきた。その際,内製のコア技術ばかりに世間の注目が集まったが,実際には,中小企業と手を組み,オンリーワン技術を採用したり,一緒になって開発したりしながら多くの「ソニーらしい製品」を作り上げてきたはずだ。
「日経ものづくり」、近岡裕さんのコラム。質感の高いアルミニウム合金製のスリムな筐体を身にまとい、世界初となる2.0kgを切る軽量化に成功したソニーのプロジェクタ「VPL-CS20/CX20」が生み出された背景には、ソニーのプロジェクタ設計者の徹底的なこだわりによって採用された中小企業(大成プラス)のオンリーワン技術が活かされているそうです。内製のコア技術だけでなく、優秀な技術を持つ中小企業とも手を組むことで、小さなオンリーワン技術を積み上げ、世界初や斬新な製品を生みだす。そうした製品がヒット商品になり、ヒット商品の積み上げがソニーを復活へと導くのではないかとまとめていました。
ソニー設計者の情熱が伝わってくるエピソードですね。近岡さんもおっしゃってますが、ソニーにこのプロジェクタ設計者のようなエンジニアが多くいるのならソニーが復活する日も近いと感じます。がんばれ、ソニーのエンジニア!(お知らせ感謝です!>TeCHさん)