【最終回】ウォークマンAシリーズのOne more thing…とは一体何だったのか
本当の「おもてなし」とは何か?ウォークマンのブレークスルーは原点回帰ではない!
昨年暮れから連載が始まったデジタルARENAの「ソニーはiPodに勝てるのか? ウォークマンの“One more thing…”探求」の最終回が公開されています。ユーザーがコンテンツの再生手段や発信手段をデザインできてしまう時代に原点回帰のような発想は話にならないと前置きした上で、ユーザーの作り上げた文化をサポートするかユーザーの発想や技術を超えた新しい提案が必要と断言。「次にウォークマンがiPodにチャレンジするチャンスがあるとすれば、ウォークマンが無線端末化し、それに対応する音楽配信サービスを持てた時」なのだとか。また、何らかの長期展望に基づくサービスが必要ではないかとの提言も。
ソニーは無線対応端末としてのPSPや、ロケーションフリーテレビなど、魅力的な技術や製品をいくつも持っている。それらを生かしたビジョンを、次世代のウォークマン(という名前ではなくなっているかもしれないが)で、ぜひ我々に見せて欲しい。
という締めくくりのメッセージには共感しましたです。
そういえば、昨晩知人と池袋で飲んだのですが、その前に駅前の量販店でポータブルオーディオ(もちテレビも!)の売り場を覗いてきたのですが、HDDタイプでウォークマンAシリーズが苦戦していました。ある店舗では2位として紹介されていましたが、本店ではトップ3の圏外でした。人だかりはiPodに一番集中していましたが、他社のプレイヤーコーナーもそこそこの集まりがある中、ウォークマンコーナーが閑散としていたのがとても印象的でした。ちなみに、数年ぶりにあった知人が持っていたのはなんとウォークマンスティック。昔バンドも一緒にやった仲で、自分同様無類の音楽好きなんですが、そんな彼が選んだのがウォークマンだったということがなんだかとてもうれしかったっす…。
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