2005年度第3四半期 連結業績のお知らせ(Sony Japan)
ソニーが、2005年度第3四半期の連結決算を発表しました。売上高は、前年同期比10.2%増の2兆3,676億円、営業利益は46.8%増の2,028億円、税引前利益は51.4%増の2,259億円、当期純利益は17.5%増の1,689億円の増収増益。売上高と当期純利益は四半期ベースとしては過去最高とか。年末商戦でエレクトロニクスとゲーム事業が好調に推移したことと金融分野の拡大などが好調の要因のようです。また、今回の業績と第3四半期の為替レートが想定よりも円安で推移したことを受け、2005年度通期の見通しを、売上高が7兆4,000億円に、営業利益が1,000億円の黒字に、税引前利益が1,900億円へ、当期純利益が700億円に上方修正しています。様々な要因があるとはいえ、久々の業績好調ニュースはファンにとってもなのは素直に喜ばしいっす。
主立った分野では、エレクトロニクス分野の売上高は1兆5958億円、前年同期比で4.7%増加(前年同期の為替レートを適用した場合2%の減収)。BRAVIAシリーズと液晶リアプロ、ウォークマンが増収。営業利益では販売好調とコスト削減効果で収益が改善したバイオ、好調だったHDハンディカムやHD放送機器などが増益に貢献。ゲーム分野では、ハードでPSPが全世界で順調に普及し、PS2も前年並みの売り上げを維持したことで大幅増収。ソフトはPS2が減収になるも、PSPソフトの売り上げ貢献で増収。
また、発表会では構造改革の進捗状況も明らかにされ、エンターテインメントロボット事業の撤退、車載機器の国内事業の中止(再参入を含めた事業再構築を検討)、ウォークマンなどの国内生産も廃止なお、9カテゴリーの事業の拡大・縮小についての発表もあったようです。
エアボードはロケーションフリーで事業モデルが大きく変わり、PK1の好調で事業拡大に向けた地盤が整ったとして、クライアント商品の多様化や販売エリアの拡大でビジネス拡大を図るそうです。新ウォークマンは日本はパッとしなかったものの、主に欧州で好調だったみたいですね~。
CLIEに続いて、QUALIA、AIBOも撤退ですね…。AIBOについてはオーナーさんたちのBLOGも落胆の声が多く、あまりのショックにBLOGを終了されたユーザーさんもいらっしゃるとか。お気持ち察します。(お知らせ感謝です!たこやきさん)
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