「薄型テレビでハイビジョンを楽しむ」というコラムの第3回にソニーのBRAVIAが取り上げられています。ソニーパネルやラインアップの解説以外に、「S-Master」搭載のスピーカーシステムやXMB、折りたたみリモコンなどの機能も紹介。BRAVIAの総合的な実力を確かめるうちに、「ソニー復活の第一歩となる確かな手応えを感じた」とまとめていました。
BRAVIAで復活を賭けるソニーですが、2007年度末までに全世界の人員1万人を減らす計画の一環として、主に本社の人事や経理などの間接部門限定で早期退職者の募集を始めたそうです。退職金プラス、基本給の最大54カ月分を上乗せ支給するとか。商品開発力を損なわないようにする(人材流出を防ぐ)ため、エンジニアは対象から除外されているそうです。
前回の早期退職者募集ですでにエンジニアが相当数いなくなったというような噂もあったり。結局は技術職も間接部門も関係なく、社員が減る分、外注や派遣比率が増えるだけのような気もしないでもありませんが…。今後は不採算事業部門の精算も控えているのだとは思いますが、構造改革に必要な時間とカネはまだまだかかりそうっすね…。
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