2005年も今日で終わり。クリクラ時代は「独断と偏見の極私的重大ニュース」なんて大層なコラムで一年を締めくくってましたけど、ソニ☆モバではゆるゆると終わろうかと…。過去ログに全部目を通してまとめようかとも思ったのですが、途中で疲れちゃったので挫折したというのが本音です。
さておき、今年はソニーにとってホントに厳しい一年でしたね~。モバイル系では初代ウォークマンスティック、ハイビジョンハンディカムの好調と、ロケフリ(LF-PK1)がPSPに対応して話題を振りまいたことぐらいが良い話題で、それ以外は今ひとつパッとしなかったかなあという印象。
前のエントリーでも書きましたが、初代ウォークマンスティック、リニューアルしたバイオtype T、ロケフリベースステーションパックが実際に購入(モニター)してみて今年個人的に満足度が非常に高かったソニー製品でした。春から秋頃までは上記のような満足度の高い製品リリースが続いたこともあって、ソニー復調の兆しを感じられることが多く、サイト更新のモチベーションも随分と高かったような気がしてます。それに水を差したのがウォークマンコネクト。マーケティングにも商品にも、ここまで不快や不満を感じたことはないと言うぐらいトータルでひどかった。それまでのソニーへの良い印象をすべて帳消しにしてくれた上に、CCD不具合やソニーBMGのXCP問題が重なって、ソニーへの期待は一気にしぼんでしまった2005年でした。(ちなみに、暮れに購入したA608はNetJukeとの連携が前提ですが満足しています。結局年内はレビューできませんでしたが来年早々にお届けするつもりです)
来年はソニーにとってPS3発売を控えており、前半はこれが最大のトピックとなることでしょう。そして今年静かなブームと表現されたロケフリの飛躍にも期待したいところ。ウォークマンは今の流れで進化するなら自分のライフスタイルにはマッチしないと思うので、コネクトカンパニーのコンバージェンス戦略によって生み出される新しいAV商品に期待したいです。それと、NetJukeのようなオーディオ系のコンテンツは何でも来い的なノンPC製品の進化にも大いに期待したいです。