電車の中や街角で,PDAやハンディ・ターミナルを使っている人を見たときには,「仕事で使っている」というイメージを持つ人が多いだろう。ところが,普通の携帯電話に向かって一生懸命に文字を打ち込んでいたら……。見る人によっては,「勤務時間中にメールを打っているのか」「ゲームでもしているのだろうか」と思ってもあながち不思議ではない。携帯電話が業務用のツールとしてよりも,パーソナルな端末として進化してきた“文化”がこの国にあるからだ。
ドコモ「FOMA M1000」やウィルコムの「W-ZERO3」など、利用時のイメージ問題をクリアした端末が出てきたものの、タダ同然のコンシューマ向け携帯電話を流用した方が導入企業のコストは格段に低くなるとして、携帯電話で文字入力している姿が「仕事をしている」と認識されるような世の中になればよいということらしいです。その抜本的な解決策は、著名なタレントがテレビドラマなどでケータイをビジネスに活用する役を演じることでイメージを激変させることかもしれないとまとめていました。タイミング良くこんなコラムもNIKKEI NETに…>W-ZERO3は「ビジネスモバイル」を切り拓くか?
む~。なんかもうケータイを片手に持つスーツ姿を見慣れてしまっていて、言うほど気にならないのですが…。逆に「W-ZERO3」を顔に当てて電話している姿の方が別な意味でインパクトがあるかも…。
ついでのお知らせになりますが、ミヤビックスが初回出荷したW-ZERO3専用の液晶保護フィルム「OverLay Brilliant for W-ZERO3」が誤ったサイズに裁断されてしまっていて、シートが本体の液晶面より大きいため実際に貼り付けを行うことができないとか。無償交換または返品に対応するそうですので、量販店などで購入した方はミヤビックスにお問い合わせくださいとのこと。また、ビザビではPalm Z22に対応した液晶保護シート「OverLay Brilliant for Palm Z22」の発売も開始したそうです。価格は税込1,554円。
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