職場のPCに接続可能なデバイスはリスク要因–セキュリティ専門家が警鐘
コンピュータへの接続が可能なスマートフォン、ハンドヘルドコンピュータ、USBメモリ、デジカメ、ポータブルAVプレイヤーといった携帯機器が職場へ持ち込まれることは企業にとってセキュリティ上、重大なリスクであり、対応が必要という意見があるようです。
で、タイムリーにこんなサービスが登場。インテリシンクの統合モバイル・プラットフォーム「Intellisync Mobile Suite」の顧客企業向けに提供するそうです。ただ、「予期せぬ状況により情報が漏えいする可能性はゼロではない」ため、そうした危険への補償サービスとして損害保険商品を採用しているそうです。
業務効率化に次世代携帯デバイスなんてコラムがありましたけど、この手の話を切り出されたらどうするんでしょうね…。持ち込みが禁止されるのか、職場のコンピュータをカスタマイズして接続不可能にするのか…。でも結局は何か問題を起こすのは機械ではなくそれを使う人間なんじゃないでしょうか。仮に素っ裸で働かされる職場になっても、麻薬の密輸に使われる手口のように、その気になれば機密情報なんていくらでも持ち出すことが出来るんじゃないでしょうか。一番怖いのは人間の悪意そのもののような気がします。
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