こんなインタビュー記事が昨晩の深夜にアップされていたのですね…。iPod(+iTMS)へどう対抗していくのか、ポータブルオーディオプレーヤーという製品ジャンルをどのように発展させていくのかなどについて、ソニーのコネクトカンパニー商品企画部統括部長の長島氏にインタビューしてます。
PCのパワーも年々大きくなっていますし、ネットワークと接続することによって、そのパワーは計り知れないほどのものになります。ネットワークとPC、“ウォークマン”をつなげることによって生まれる“パワー”を提供するのがAシリーズの新しい方向性です。
出井さんの怨念かと思えるようなコメント。ネットワークとの連携があまり感じられなかったのに、つい最近まで「ネットワークウォークマン」と呼ばれていた製品がありました。ついにネットワークという言葉ははずされてしまいましたが、ウォークマンAこそが真の意味でのネットワークウォークマンなのでしょう。ただ、提供される「パワー」が抽象的でよくわからないっす。それと、「ウォークマンの母艦はPC」みたいな言い方もちょっと悲しい気がしました。
それはそうと、製品そのもののレビューがそろそろ読みたいですね…。新iPodの方が後出しじゃんけんなのにもうレビューがあがってきましたよ>新世代iPodを買ってみた
関連して、元麻布春男さんの週刊PCホットラインにタイムリーなiPod絡みのコラムが。ソニーには3年のリードタイムがあったことなども指摘しています。最後にある、
今のiPodに勝てる製品を作ろうなどと思っていはいけない。2年後のiPodに勝てる製品を1年後にリリースする、それくらいの覚悟で戦わねば、到底牙城を崩すことはできないだろう。
というコメントはソニーだけに向けられたものではないですが、ソニーに一番意識してもらいたいメッセージかもしれませんね。
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