踊り場の携帯オーディオ市場、nanoと動画iPodが年末商戦の起爆剤となるか?
BCNランキングの売れ筋速報。BCNランキングの時系列用データセットを使って約2年にわたる時系列での販売台数推移で携帯オーディオ市場全体の分析を試みたそうです。最も目立つのはアップルの伸びで、2年の間に約15倍に拡大したとか。最新のランキングはトップ10をすべてiPodが独占してます。ソニーは今年投入したネットウォークマンが好調だったものの、8月以降勢いが止まり、9月に入ると落ち込みに加速がついた格好になっているとか。
また、市場全体での販売台数の推移に関しては、今年3月までは、アップルに主導される形で市場全体も大きく伸びてきたものの、それ以降全体の伸びは鈍化、脚踏み状態になっているとか。最も大きな要因は、先述のソニーの不調との記述も。
ソニーを含めたライバル各社に「アップルの牙城を崩す迫力が感じられる製品は、残念ながらいまのところは見当たらない」としながらも、市場全体の活性化には他メーカーの奮闘が期待されると締めくくっていました。2005年度第2四半期の連結業績発表の席でも新ウォークマンによる巻き返しを期待したいと発表するソニーですが、消費者はどう反応するのか、来月発売後の動向に注目ですね。
(A1000ゴールドモデルだけいつの間にか発売日が12月になっちゃってたんですよね。となると、自分の手元に届くのは新iPodの方が先になりそうです。こうなったら思いっきり比較してやる~。)
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※随分とあっさりしたコンテンツですね。にしても、笑えました…。