iPodがシェアトップを維持できる理由

BCN総研調査、ネット音楽配信すでに2割強が利用、うち4割が「iTMS」経験者

BCNランキングの市場分析。BCN総研が実施した「携帯MP3プレーヤーの利用に関するアンケート」結果によると、プレーヤーの所有者のうち、音楽配信サービス利用経験者は2割強で、そのうちの4割が「iTMS」の利用経験者であることがわかったそうです。その他、携帯MP3プレーヤーの所有率がMD/CDを上回る。所有しているプレーヤーのメーカーでは「アップル」が他を引き離しトップ(ソニーは2位)。音楽ソースは2割がネット配信といった結果に。

Jozに聞くnanoの魅力 – iPodのデザインの秘密

iPod nano発表に併せて来日した米AppleのGreg Joswiak氏へのインタビュー。他のメディアにも多数同氏のインタビューは掲載されていますが、以下のコメントが印象的だったのでピックアップしました。

iPodにとってデザインの連続性は非常に重要なことだ。 ほかのメーカーを見ると、新しい世代の製品を出すたびにこれまでの世代を全て投げ出してしまうところも多い。出てきた製品はこれまでと全く違うものになり、使い方も全く違うものになってしまっている。 しかし、iPodは違う。第1世代を使ったことのあるユーザであればminiをすんなり使えるだろうし、miniのユーザはnanoをすんなり使えるはずだ。 デザインが連続している必要がある…… これは、元々大きな顧客ベースを持ち、そしてリピートユーザが多い我々にとって重要なことだ。そして、iPodの使いやすさが彼らからさらに口コミで伝わっていく、ということもあって、非常に重要視している。

ソニー関係者、特にHDDウォークマン開発陣はこれを読んでどう思うのでしょうか。いっても、新機能ありきの側面もあるから、新製品投入にあたり今までの操作系をいったんリセットしたかったというのもわかります。ただ、今後変更しないという保証も一切無いのがソニー。クリエユーザーならすでに体験済。ユーザーがメーカーの試行錯誤につきあわされるのはいい加減こりごりです。ソニーがソニーらしいスタンダードなインターフェースを生み出せるのはいつの日になるのだろう…。

クリエで思い出したけど、新ウォークマンのHDDモデルってどこかSJ33の雰囲気がありますね。Rioカーボンに似ているという話もありますが、カラバリ展開を含め、個人的にはSJ33のイメージの方が強いです。