「ウォークマン復権」へコネクト戦略を推進-「自社技術に固執せず」。WMA/AACもサポートへ
新ウォークマン発表会のリポート。
コネクトカンパニーというかソニーが目指す今後について語られている。
これがなぜだか読んでいてなんかしゃくに障るのである。
辻野氏が言ってることは至極まっとうだと思う。
でも所詮は近い将来、へたすれば未来の話。
言ってることが実践される保証など何もない。(実際クリエがそうだった。)
インテリジェンスやらなんやら横文字メインの建前はわかった。
未来のことは良いから、今できることを行動で示して欲しい。
読んでいてそんな気持ちになった。
そんなこんなで、雑感のエントリーでは少しネガティブぎみに書いたけど、
下に上げた内容ぐらいはソニーは即、実践または公約すべきではないかと考えを改めた。
・Connect Playerは新旧関係なく全機種サポート
・上に関連して、必要ならNW-E、NW-HDシリーズのファームアップグレードを実施
・A6xxシリーズの価格の抜本的な見直し(iPod nanoとの価格差を無くせ)
ちなみに、Connect Playerはウォークマン全機種に対応するわけではなく、
製品によって最適なプレーヤーソフトを選択していくということらしい。
要は、現行機種ユーザーは現状ではConnect Playerは使えないのである。
今より使い勝手が良くなるなら、現行ユーザーにだって積極的にConnect Playerを
使ってもらえばいいじゃないか。ましてや新製品の発売は今から二ヶ月先だ。
ベータ版でも良いじゃないか。
そうしてユーザーから意見を吸い上げることで、バグや改善すべき点も見えてくるだろう。
アップルはどうだ。iTunesがアップデートしても、一部の製品を除いて機種の新旧関係なく、
同等の使い勝手をほぼまんべんなく提供できているではないか。
「おもてなしの原点」ってそんなところにあるんじゃないの…。
やっぱり、現行製品のユーザーを無視して次のステップには進めないと思うんだけどなあ…。