昨日、ガンで入院していた親戚の訃報があり、病院からの搬送や火葬まで立ち会ってきました。通夜も葬式もなく、有明の病院の霊安室から出棺して、大田区の臨海斎場で即火葬で、何ともあっけなかったです。その後は港区の親戚の家で故人をしのぶ宴会モードに。（昨日はそのまま酔いつぶれてしまい、親戚宅に泊まったのでサイトの方は全く更新できませんでした。）

その親戚の家には昔からソニー製品が多く、テレビやビデオは何十年も前からすべてソニーなんです。叔父は映画関係の仕事をしていた時分からソニーが好きだったみたいで、ベータの家庭用デッキが出てすぐ購入してました。で、かなり昔に撮影したと思われる故人が写っているビデオの鑑賞会になったのですが、テープのどれもがベータで在りし日の祖父が写っている白黒のビデオなんてのもありました。

こういう素材をほったらかしにしておくのももったいないし、何より経年経過でテープもどんどん痛んでくると思ったので、酔いも手伝って自分が持ち帰ってDVD化すると宣言してしまったのです。ところが、我が家にはベータのビデオデッキなどありません。そのためだけにデッキを買うのもなあと思っていたところ、叔母が押し入れにベータのビデオカメラが眠っているから持って行けと言うのです。で、もらって帰ってきたのがコレ。

Betamovie「BMC-100」ですって。1983年製とのことなので22年前の製品で、当時の自分はなんと二十歳。レアものも良いところですね。ご大層なアタッシュケース付きで、ACアダプターなんて今のハイビジョンハンディカムぐらいのサイズがありました。付属品もしっかり揃っていたのでケース含めて結構な重量がありましたけど、親戚に配るDVD作成のためと、リキを入れて手持ちで電車に揺られ自宅に持ち帰りました。

帰宅後は疲れも手伝って昼間っから寝てしまい、夕方にスマップのコンサートに行くという同居人を送り出してからもしばらくはだらだらと過ごしていたのですが、夜になってビデオのことを思い出し、ケースからカメラを取り出して色々と触っていたのですが、大問題が発覚。なんと電源が全く入らないのです。ACアダプターは生きているようなんですが、本体がダメみたいでうんともすんとも言いません。さらに、よくよく見てみたら、映像と音声出力用の端子が見あたらない…。さらに、調べてみると、なんと、再生機能が無いときました…。ちゃんと中身を確認してくれば良かったのですが、何も考えずにそのまま持ち帰った自分が悪いのです。ということで、修理をしたところでダビング用途では使い物にならないことが判明。結構がっくりきてます。デッキを中古で探してみるしかないかなあ…。

【私信】誕生日おめでと！お祝いはまた日を改めて…＞同居人