本田雅一さんの提言~新しい“ものづくりのソニー”を

ソニーの新経営戦略に思うこと

本田雅一さんのコラム。ソニーファンならずともじっくり読みたい内容です。

30代後半から40代にかけて、ソニー信望者が多いのも、そうしたソニーの黄金時代を知っているからなのかもしれない。

スカイセンサー、デンスケ、ウォークマン、プロフィールPRO、みんなあこがれでした…。


以下は、何の根拠もない、ただのつぶやきなんですけど…。

本田さんがあまり触れていないところでソニーのCell以前のコンピュータビジネスがあると思うのですが、個人的にはバイオが売れ出した頃から、なんとなくなのですが、ソニーが昔と変わってきているなと感じることがありました。(NEWSやQuaterLビジネスを経て)バイオが全社的な売上げに貢献するようになると、当時のITカンパニーの発言力が大きくなり、その結果、全社的な力関係に変化が生まれたのではないかと…。アップルじゃないですが、デジタルハブとしてのバイオを強力に推進しようみたいな流れが大きくなってしまい、他の製品は皆バイオの周辺機器みたいな位置づけになってしまったように思えたのです。バイオ同様、急速な立ち上がりを見せたプレステビジネスも、なんとなくですが、同様のニュアンスを持っていたような気がします。もちろん、バイオやプレステが売れたからこそソニーが今まで持ちこたえてきたとも言えるわけですが…。

どうにもうまく説明できないのですが、ソニーがITを声高に叫んでいた時代はバイオとプレステがビジネスの中心にあって、それ以外のものがおろそかになってしまったような、そんな気がするのです。そういう意味ではPS3やCellに全社的に注力することが本当にソニーにとって良いことなのかどうかみたいな疑問がふつふつと沸いてくるんですよね…。

ああ、最後まで何が言いたいのやら…。ただのつぶやきなので、軽く読み飛ばしてください。