いきなりその他ですいません。
■ディスプレイ・スゴ録・ハンディカム・ホームシアターシステム
今回のコンベンションは、入場登録後に特設シアターでプレゼンテーションを見せられた後に展示会場に入場できる仕組みだったのですが、そのプレゼンテーションの主役だったのがテレビの新ブランド「BRAVIA」。テレビの復権無くしてソニーの復活無しというだけあって、その力の入れようは半端ではありませんでした。メイン会場の最初のコーナーもディスプレイでその力の入れようが伝わってきます。画面も綺麗でした。お金に余裕があるなら買いたい。そう思わせるものはありました。ただ、テレビ画面がいくら綺麗でも、映すソースが対応していないと意味がないわけで。だからこそ、スゴ録やハンディカムがどんどんハイビジョンに対応しているのでしょう。結局、今ある手持ちの機器を全取っ替えしないとソニーの提案するハイビジョンクオリティのテレビライフは楽しめないってことになります。アナログ放送の停波まで5~6年あるので、薄型テレビの値段は今よりも下がるはず。一般ピープルな自分が手を出せるタイミングはまだまだ先だと思うと、製品をじっくり見ようという気持ちも薄れてしまうのです。テレビで復活をかけるソニーには悪いですが、ほとんど素通りに近い感じでした。唯一目にとまったのがSo-net提供のテレビ番組表などを閲覧できる専用Webブラウザ紹介コーナー。リモコン操作でもさくさく動作していたのはとても印象的でした。画面の解像度も高いのでPC向けサイトのページも難なく表示していました。ちょっと昔のテレビのブラウザって見た目も動作も貧弱な感じでしたけど、パネル解像度の向上やブロードバンドの普及が進み、やっとPCに追いついたなあって感じました。ちなみに、見た目がPSP搭載のWebブラウザに近かったので説明員の人にNetFrontですか?って聞いてみたのですが、「自社開発です」ときっぱり言い切られました。
■サイバーショット
動画撮影対応のムービー栽培ショット「DCS-M2」と1030万画素大判CMOS搭載のプレステージサイバーショット「DCS-R1」の2機種が中心の展示でそこそこにぎわいを見せていました。M2は思っていたよりも大ぶりで、手に持った感じもずっしりしてました。液晶部の回転ギミックはガチャッと音がして勢いよく回転します。実際の撮影はメインの大きめのスイッチだけでできるのでそれほど難しく無かったのですが、撮影以外の操作は自分には厳しかったです。手が小さくて指の短い自分にはヒンジ部のスイッチ系はグリップしたままだと届きにくかったっす。ターゲットが女性みたいですけど、あのサイズと重さ、ボタン配置だとつらいんじゃないかと思うんですが…。R1は手に取ることすらしませんでした。興味がない訳じゃなかったんですが、専門外なので触ったところで何もわからないと思ったもので。そうそう、HDDフォトストレージの新製品「HDPS-M10」も展示されてました。こちらも思っていたよりも大きく持った感じも相当ずっしりきました。
■VAIO
コンベンションの視察時間が午後2時~4時までのたった2時間だったこともあって、VAIOの新製品はあまりじっくりと見ることができませんでした。ネット上でもすでに数多くのレビューを目にすることができるし、すでに発売が開始されていることもあって、自分の中の優先順位が下がってしまったのです。ごめんなさい。でも、「type T」は少しだけど触ることができました。各所ですでに開発者インタビューが公開されていますが、自信作というだけだけあって、見た目も中身もバランス良く仕上がってますね。説明員の方も、「他社さんで今これだけのものを作れるところはないんじゃないでしょうか」とその自信のほどを語っておられました。実際、あの筐体にすべてを納めるために随所に工夫が凝らしてあり、液晶パネルの見えないところにまでパネルとは関係ない回路基板かなにかがプリントされているのだそうです。デザイン先行型といわれるのがソニー製品ですが、それをこうして実現してしまう技術陣がいてこそできる芸当なんですね。
(実はこのタイミングで白状しますが、自分、すでに「type T」プレミアムブルーを注文してます。それも触るどころか実物を見る前に…。今週末頃には届くみたいなので、レビューはまた別の機会にと思ってます。バイオ購入は実に2年ぶり。Do VAIOすら初体験なのでとんちんかんなレビューになると思いますが…。)
他のモデルはほとんど触らなかったのですが、色々聞いてみると、今回のバイオノートの新製品ではtype BXが良いという声が結構多かったです。
何かとはしょりすぎてますが、その他編は以上。ということで次回は書き忘れていたことなどを含めたまとめのようなエントリーでリポートを締めくくりたいと思います。