・ソニー、金融事業売却へ・本業再生へ抜本改革
・ソニー、金融事業売却へ(上記ニュースと同内容)
・「ソニー神話」の落日
・ソニーの金融事業とは
日経新聞は、ソニーが金融事業を統括するソニーフィナンシャルホールディングスを段階的に売却する検討に入ったと報道しました。「多角化で膨らんだ資産を大幅に整理、本業のエレクトロニクス部門再建を最優先する」とか。生保は頑張ってるけど損保と銀行は赤字続きなんですね。事業構造の抜本改革案は22日発表されるそうです。また、この報道を受け書かれたコラムにも注目。
信用を重んじる金融事業を手放すという判断は神話崩壊を加速させかねない衝撃力を持つ。(中略)、「無頼派」から「無難派」への転向を思わせる今回の「ソニーショック」がソニーファンに与える動揺は株価どころではない
ソニーファンにも色々いるので、動揺の度合いも違うのではという気もしますが、普通に考えればやっぱり株価への影響の方が心配です。とりあえず午前10時段階では4,000円オーバーは維持してるようですが、日経平均が下がってますね…。(「株新撰組」で詳しく取り上げてくれることを期待…)
【追記】日経新聞朝刊では、QUAKIAの廃止、QRIO/AIBOの事業縮小、So-net・スカパー株の売却・出資比率の引き下げ等を行うと掲載されていたそうです(お知らせ感謝です>mondoさん)。その後、ソニーとソニーファイナンシャルホールディングスが報道は誤りとするコメントを発表。ソニーフィナンシャルホールディングス、並びにスカイパーフェクト・コミュニケーションズの株式売却の可能性は一切ないと否定していますが、その他の事業については9月22日のグループ経営方針発表の中で個別事業分野についての具体的施策を明らかにする予定として現時点でのコメントを控えています。
【関連リンク・ニュース】
・9月16日付 日本経済新聞朝刊における報道内容について(ソニー)
・本日の日本経済新聞朝刊に関する報道について(SFH・PDF)
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