iTMS vs Mora vs WMA系~ハード依存からの脱却が今後の課題か

iTunes Music Storeと国内の音楽配信サービスを徹底比較!

日本語版iTMSと既存の音楽配信サービスとの違いを楽曲の著作権処理を中心にレポート。iTMS上陸により、国内の音楽配信はAAC、WMA、ATRAC3と3つの流れに集約されるとして、ATRAC3系の代表としてMoraを、対応サービスが多いWMAに関しては「WMA系」というカテゴリに一括して比較しています。現状の音楽配信サービスは対応フォーマットの関係からハードウェアに大きく依存しているため、選択の余地はサービスの優劣ではなく、所有するポータブルプレーヤーで決定されてしまうという点も指摘しています。

とりあえずは各社が3つのフォーマットに全部対応してくれればという気もするのですが、異なるフォーマットのプレイヤーを買い換えたりしたときに面倒なことになりそうですね…。サービスありきなのか、ハードありきなのかという側面もありますが、ソニーやアップルにとってはあくまでハードありきで行きたいでしょうから、難しいのかなあ…。


iTMS上陸のタイミングで、NHJのように撤退しちゃう会社もでてしまいましたしね。PSP対抗動画プレイヤーを出すなんて話もあったので、今回の突然の破産申請にはホント驚きました。ハードもサービスも提供していたけど、アップルやソニーのネームバリューに押されてしまったのでしょうか。音楽配信サービス提供者だけでなく、ハードメーカーの陶太も始まる時代に突入したということなんでしょうかね…。

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