音楽配信サービスに足りない所有感をどう満たすか

がんばれ! iTunes Music Store、日本のネット配信に革命起こせ

nikkeibp.jp、柔らかいデジタル。iTMS上陸後の国内音楽配信サービスの動きと現状、また今後iTMSに期待するサービス内容について言及しています。SMEなど数社が「iTMSへの楽曲の提供を拒んで」いるとの記述があります。SMEの楽曲提供は時間の問題という噂もありますけど、あからさまに拒んでいるという書かれ方は今回が初めてかもしれません。

オリコン、音楽配信にソニーの楽曲・レーベルゲートと提携

そんなSMEの楽曲がオリコンに提供されるというニュースが飛び込んできました。レーベルゲートが扱う楽曲を年内をめどにオリコンのサイトでも購入できるようにするそうです。レーベルゲートが配信するソニーグループの楽曲が加わることで、オリコンは国内大手レコード会社の大半の楽曲を提供できるとか。楽曲数がオリコンが約11万曲、レーベルゲートは約20万曲を配信中。

そんなオリコンの社長のインタビューがデジタルARENAに>音楽配信はレンタルや中古CDの代替として普及する–オリコン・小池恒右社長。先だってITProに掲載されたモノの転載のようですが、読んでない方は是非。

【特別企画】アキバで50人に聞きました! 「音楽のダウンロードサービスを利用したことがありますか?」

こちらはASCII24の特別企画「アキバで50人に聞きました!」。秋葉原で音楽配信サービスの利用の有無と、デジタルオーディオプレーヤの所有の有無をヒアリング集計。結果は、サービスを利用したことがないという人が圧倒的に多かったようです。「決済などが面倒そう」「音が悪そう」という理由が多かったほか、「音楽はジャケットも含めて購入している」という回答も多く、“所有感”が重要という傾向が見られたとか。

iTMS上陸から2週間、自分も当初の興奮から冷め、随分と冷静になってきました。ミュージックカードを購入直後は2000円ほど使いましたけど、以降はぱたっと利用が止まりました。やっぱり1曲150円でも高いと感じるんですよね。アルバム1,500円はなおさらで、洋楽ならCD買った方が安い場合も多い。やっぱり自分も手元に置いておきたい派なんでしょうね…。そういえば昨日か今日かわかりませんが、佐野元春氏の楽曲提供が始まったようで、アルバムチャート1位を獲得しましたね。なにかと話題の同氏のiTMS初参入ですが、視聴できる内容もかなり微妙で曲の全体像が把握できないのが正直つらいです。