Webブランド調査2005、サッカー人気が色濃く反映

「Webブランド調査2005-III」(2005年4~5月実施)より―サッカー人気の追い風を受け、上昇ランキング1位は「KIRIN」、2位は「adidas japan」に(日経BPコンサルティングのプレスリリース)

日経BPコンサルティングが実施した「Webブランド調査2005-III」の結果によると、総合指標となる「サイトブランド指数」が前回調査と比べて最も伸びたのは「KIRIN」(9.6ポイント増)、で2番目が「adidas japan」(8.2ポイント増)だったそうです。両サイトの指数が上昇した背景には、サッカー人気の高まりがあったと考えられるとか。ちなみに、総合順位では、「SONY」が前回の12位からひとつ順位を上げて11位。前回17位だった松下電器の「Panasonic」はソニーを飛び越え9位にランクインしていました。

ソニーも、今年4月にFIFAとパートナーシッププログラムの契約を締結したことを発表していますね。契約期間は2007年から2014年の8年間で、契約総額は約330億円。競技人口が多く全世界が注目するサッカーだけに、ハイビジョン戦略なんかも訴求しやすいのかもしれませんね。しかし、年間40億ですからね~。果たしてそれに見合うだけの売上げが期待できるのでしょうか…。


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「読者がつけた通信簿」でソニーは、、“がんばった”とする声が17.8%と多い半面、“もう少し努力してほしい”はその数を上回る29.4%という数字に。要因は、「スタイリッシュな携帯オーディオプレーヤーこそ発売したものの、昨年のtype Xやtype Uといった“チャレンジングな製品”が出てこなかったことではないか」と推測しています。