スター・ウォーズEP3みてきましたよ。もちろん、DLP Cinemaプロジェクタによるデジタル上映が行われている木場の109シネマズで。(パンフもEP1~EP3コンプリート![右画像])
開始早々目に飛び込んできた戦闘シーン、デジタル上映ならではの高密度な画面にあっけにとられました。フィルムとは圧倒的に情報量が違うというか、あちこちで起こっている事象が把握できません。眼から入ってくる情報を脳が処理しきれず、ただただ目の前で起こっている出来事を唖然として見入るだけ。しばらくの間は、疲れ目から来る涙目みたいな状態が続きました。
話はどんどん進展して、すっかり目も慣れてきたのに、なぜか涙が止まらないんですね。だって、自分はこれからアナキンやパドメがたどる運命をもう知っているのです。見ていられないけど見届けなくてはいけない。一大叙事詩として完結するために後付けされた複線といってしまえばそれだけだけど、そんなことはどうでもいいのです。ただただ、目の前で起こる出来事をスター・ウォーズという物語の中で起こる事実として受け止めていくしかないのです。1秒たりとも見逃せない。でも涙で文字がにじんで(by 因幡晃)読めないんすよ。つーか、文字なんか必要ないかも…。
結果的に、全編涙目状態だったけど、激しく心を揺さぶられたシーンは、やはりあのマスクをかぶったダースベイダー誕生の瞬間。そして、タトウィーンの2つの太陽の夕焼け。アナキンのパドメへの究極の愛はやはりどこかアメリカ的ではあったけど、その愛が引き起こす悲劇と、新たな希望への道筋がしっかりと描かれている素晴らしい作品でした。それと、EP3は過去の5作品と決定的に違うところがあったように思います。笑えるシーンがないんです。ドロイド達のコミカルな動きはあったけど、観客の誰ひとりも笑っていなかったんです。登場人物全員がこの壮大な物語に決着をつけるべく真剣に動き回っているからなんでしょうね。
ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが、オビワンとアナキンの師弟対決の終盤以降、エンディングまでのEP4へと繋がるエピソードはホントに1秒たりとも見逃してはいけませんよ~。あふれる涙を拭くハンカチもお忘れなく。
ちなみに、お約束通り、帰宅後はEP4~EP6の上映会モードに。いや~、新鮮新鮮。
EP3は絶対最低もう一回観るぞ!
(って、この感想書いている間も、色んな事を思い出して眼がウルウルしてしまいました。)
【追記】そうそう、エンドロールクレジットに「Special Thanks to SONY ATSUGI」の文字がでっかく載ってます。ソニーファンはしっかり最後まで観てね~。