情報家電、官民一体でジレンマを克服して日本の国力アップに繋げよう

総務省、情報家電に関する検討会の中間報告-官民一体でネットワーク化を推進

情報家電ネットワーク化の現状の課題は、規格が多数存在する状況で一体的なソリューションが見えていない反面、規格の標準化やソリューションサービスを主導する企業がいないというジレンマにあるとか。

政府の取り組みとしても、ネットワーク化は、日本の家電メーカーにおける白物家電やAV機器の競争優位を守るための「高付加価値化の鍵」と位置づけており、官民一体での推進体制を整備するという

情報家電はネットワーク化を含め、モノづくり大国日本の国力ともなるということで、官民の協力が不可欠ということなんでしょうね。「規格の標準化やソリューションサービスを主導する企業がいない」というところをマイクロソフトあたりが突いてくるとパソコンの二の舞になってしまう可能性が高いし、東芝が八方美人ぶりを見せ始めているなど、次世代DVD規格争い含め、前途多難な感じですが、皆で協力し合ってうまく落とし所を見つけて欲しいものです。


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