東京国際ブックフェア2005と併催された「デジタルパブリッシング フェア2005」のリポートがあちこちでアップされていますね。今年は、ケータイやPSPといった携帯型端末で電子書籍を表示する展示が目立ったそうです。シャープは対応端末として「Zaurus」の新機種を展示したほか、専用機では松下電器が「ΣBook」の次世代機の試作機展示も行ったとか。
同様の専用端末「リブリエ」を擁するソニーは出展すらしておらず、リブリエ向けコンテンツを扱うパブリッシングリンクの出展もなかったようです。ソニーは「リブリエ」や電子辞書絡みのビジネスにずっと沈黙が続いているようですが、まさか撤退なんて事にならないでしょうね…。新経営陣の事業の選択と集中みたいな話もあるし、ちょっと心配になってきました。
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