ポータブルオーディオ市場、独自性を発揮できないメーカーは市場から消える

デジタル携帯オーディオ、半年で2―4割安――シェア争奪、安売りの陣

NIKKEI NETのニュースの焦点。市場の急速な立ち上がりと、大手メーカーの本格参入による競争の激化で価格が大幅に下落しているデジタル携帯音楽プレーヤーの動向を探っています。あまりの急成長から、「踊り場は早くやって来るかもしれない」との声も聞こえ始めたとか。今後は、アップルのiTMSや、ソニーのようなロングバッテリなどの独自性を発揮できないメーカーは、市場から淘汰されることになりそうだとまとめています。

汎用パーツでハードに関しては大小関係なく参入可能なのがデジタル携帯音楽プレーヤー市場。今後はますます利益の出にくい市場になりそうですが、ソニーもウォークマンを事業の集中領域として掲げた以上、引き下がるわけにはいかないですね。ソニーにはノンPCといった専業メーカーにはできない家電メーカーならではの製品展開を期待したいところです。


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