【INTERVIEW】長時間再生で人気爆発中!“ネットワークウォークマン”のスタミナの秘密はコレだ
ソニー コネクトカンパニーPD商品設計部3課でウォークマンスクエア「NW-HD5」のプロダクトリーダーを務めた原口氏と同商品企画部企画1課の西内氏の二人が、NW-HD5に凝縮された“モノ作りの秘密”について語っています。HDD搭載ウォークマンを実際に本体を分解して公開するのは今回が初めてとか。また、インタビューはソニー社内に設けられた特別な一室「ウォークマンルーム」で行われたそうです。
初代HD1からHD5にいたる基板設計の変遷やネットワークウォークマンの省電力を支え、スタミナを実現する「Virtual Mobile Engine(VME)」についても詳細に解説。最も消費電力が高くなるHDDの動作制御には相当苦労しているんだなあということがわかります。また、Gセンサーの活用法として“振ったらシャッフル”という案があったというくだりも。
関連して、ケンウッドがMDコンポとの連携も可能なデジタルアンプ搭載のHDDプレイヤーで市場参入したり、アップルがついに8月からiTMSを日本でスタートというニュースも伝わってくるなど、ポータブルオーディオ市場の盛り上がりもいよいよ本格化しそうな勢いです。
今回の『NW-HD5』や『NW-E500/E400』などの市場の反応を見ると“いいものを作ればお客様にしっかり伝わるんだ”ということを再認識し、いまは次の商品に向けて自信を持って取り組んでいます
とは、プロダクトリーダーを務めた原口氏のコメントですが、個人的にはソニーのハードに関するモノづくりに関してはほとんど心配していないので次はソフトウェアの機能向上やノンPC機器との連携、そして日本版コネクトサービスの充実などにも注力していただきたいなと感じました。
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