「年内出荷開始のXbox 2でゲーム機市場を支配する」――ビル・ゲイツ会長
ビル・ゲイツ氏がMicrosoft社の次期家庭用ゲーム機「Xbox 2」を年内に出荷することを明らかにしたとか。「Xbox 2」は、ホームPC上のデジタルコンテンツと密接に統合する機能を有するデジタル・ハブになると強調したほか、先進のホーム・ネットワーキング機能を提供しHDビデオ・フォーマットを普及させるだろうと語ったとか。
相当の投資をした結果,Xbox 2でわれわれが得るものは,高い信頼を受けて再び競争をする権利だ。つまりユーザーは,今やMicrosoftとソニーがほぼ同じ土俵に立ったと見るようになっている
と、ソニーを牽制するコメントもあります。なお、Microsoftは現地時間の5/12のMTVで「Xbox 2」を初公開するそうです。日本での放送は5/13の午前11:30からとかで、楽しみといえば楽しみです。Microsoftに関連して、こんなニュースも。
【レポート】WinHEC 2005 – Longhornが切り開く世界 – モバイル編、PCは1人に1台へ
連休中に公開されていたWinHEC2005のリポートでは、同社のウルトラモバイルPCなるコンセプトが披露されました。。「モバイル用途のノートPCは、携帯電話のように人々から受け入れられるようになるべき」で、”1人1台のパソコン”というのがコンセプトとか。Windows Mobileとはどう差別化していくのかなあ…などと考えていたらこんなニュースが飛び込んできました。
マイクロソフト、「Windows Mobile 5」を発表へ–各種端末に対応か
Xbox2の発表がある今週、多様なデザインを可能にする携帯電話およびハンドヘルド向けの次期OS「Windows Mobile 5」を同社が発表すると見られているとかで、同OS採用の「驚くべき」新製品なるものの登場も示唆されています。ソニーなどが撤退している成長の鈍いハンドヘルド市場で、同社が新OSをリリースする点が重要だとアナリストも評価しているとか。
とにもかくにも、MS社はやらなきゃいけないことが多くて大変ですね。
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