NTTドコモ初となるスマートフォン「M1000」開発者インタビュー。ソニー撤退を例に出し、PDA市場の厳しい環境に対してM1000は状況を看破できるのかという問いに対して、
M1000ではPDAではできないことができます。確かに難しい市場かもしれませんが、きちんとPCやPDAを使いこなせる層には受け入れられる端末だと思っています
と応えるドコモ担当者。この「きちんとPCやPDAを使いこなせる層」がどれだけいるのかが問題ですが、
M1000が数百万台も売れるとは思っていませんが、数十万台規模のニーズはあると見込んでいます
とあっさり。そのあとの
企画型端末として、ビジネスユーザー層のニーズをきちんと取り込んでいきたい。M1000は新しい携帯電話の流れへの挑戦なんです
というコメントには力強さは感じられるものの、試験的投入という意図も見え隠れしている感じ。デベロッパーのサポートを含めドコモがどこまで本気なのかは、発売後の動きで見極めるしか無さそうです。
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