ワコム、パームソース社と提携 パームOS採用各社に、独自のペン入力技術提供へ(ワコムのプレスリリース)
ワコムと、米PalmSourceは、Palm OS採用メーカー各社に対し、ワコム独自のペン入力方式によるインターフェイスソリューションを、両社共同で提供していくことで提携したことを発表しました。これにより、PalmOS採用各社は、このソリューションを利用した次世代携帯電話やPDAなどの携帯情報端末を短期に開発し、迅速に製品を市場に投入することができるようになるそうです。
今回、ワコムはPalmSourceの「Palm OS Ready Program(POSR)」に参加。これにより同社独自のペン入力技術「ワコム・ペナブルテクノロジー方式」を効率的に供給することが可能となり、PalmOS採用各社が、ペン入力携帯情報端末の開発の簡易化と、迅速な市場投入が可能になるとしています。
ワコム・ペナブルテクノロジー方式は、液晶などのディスプレイの背面に配置した「センサー」と、高精度で筆圧感知が可能な「電池レス・コードレス電子ペン」との間で、微弱な信号のやり取りをすることで、精密なペン入力を可能にするワコム独自の技術。
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