電子マネーの利用に関するアンケート調査~電子マネーの利用経験者は限定的だが、利便性による評価は高い(BSN総研)
BCN総研が行った電子マネーの利用に関するアンケート調査によると、電子マネーの認知率は6割強を占めたものの、利用経験者は3割台半ばと限定的で、現在利用している人は全体の2割弱程度だったとか。利用意向について、未経験者は『積極派』は16.8%にとどまっているものの、経験者の利便性に対する評価は高く、利用意向も『積極派』が7割強を占めているとか。電子マネーの利用促進には、電子マネーの利用可能な店舗・場所の拡充や、セキュリティ面での安全性や利用上のメリット訴求などにより、今後一段の飛躍の可能性を孕む市場を形成するのではとまとめています。
アンケート結果を見ると、特にソニーのFelicaテクノロジー採用のSuicaとEdyが強いですね。前者は首都圏で利用者の多いJR、後者はドコモのお財布ケータイとしての展開が認知度と利用度を高めているのでしょうね。
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