ソニースピリットはよみがえるかの第29回。先週21日に発売され売れ行きも好調らしい、ウォークマンスティック開発の舞台裏に迫っています。ウォークマンスティックは、「技術的優位性を発揮できる製品であること」と、「音楽の新たな楽しみ方を常に提案すること」という二つのウォークマンのDNAをしっかりと引き継いだ製品でありながら、「経営トップや本部長などの意見はほとんど反映されることがなかった」製品であり、「現場に息づくソニースピリットによって作り上げられたもの」なのだとか。
なお、ウォークマンスティックの開発に携わった市村さんは、3年以上もクリエの開発を担当されていたとかで、昨年夏に再びウォークマン開発に携わることになったそうです。市村さんが3年間クリエチームで経験したことが、今後のウォークマン開発にどう活かされていくのかも楽しみなところです。
以下、雑感。自分も連日NW-E507を使っていますが、「人差し指だけで感覚的に操作ができることは、ウォークマンが追い続けてきた理想の一つ」という箇所にはちょっと疑問が。NW-E507にしてもND-HD1にしても、人差し指一本というより親指一本、ないしは人差し指と親指二本での操作が主にになりますけど…。