大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。ソニーの3月末の連結決算見通しが下方修正され、売上高営業利益率がわずか1.5%になったことなどを受け、同社がなぜここまで厳しい状況に陥っているのかを分析しています。
収益性が悪化している理由として、「デジタル家電時代における垂直統合モデルの確立に遅れた点」をあげ、「デジタル家電における内製率向上」と「コスト競争力体質への転換」が同社の今後の課題であるとしています。
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