後藤弘茂さんのWeekly海外ニュース。3月に開催された「GDC(Game Developers Conference)」でPSPハードウェアスペックのアップデートと、ソフトウェア層とツールの全体像が解説され、PSPに搭載されているチップがスペックの2/3のクロックでしか動作していなかったことがわかったそうです。理由は電力節減のためと予測できるとか。特に問題になるのは平均消費電力で、プロセス技術や回路設計などの改良で、どれだけリーク電力を削減できるかが、今後の技術ハードルのひとつだとか。
GDCでは、PSPのOSについても概要が説明され、32MBのメインメモリのうち、OSカーネルが8MBものエリアを占有していたことが話題になったそうです。この8MBを差し引いた24MBがユーザー(ゲームデベロッパ)に割り当てられることになるそうですが、この8MBの差が色々と影響するみたいです。
【その他のPSP関連ニュース】
・携帯型ゲーム機「PSP」、間もなく北米で発売へ–小売店に予約殺到
・『PSP』、世界発売の遅れで日本版の「闇販売」が横行
・PSPソフト2タイトルに、バッファローの無線LAN簡単設定システム「AOSS」採用
・Rank10 Project.、PSPで再生できるコンテンツ「乱一世のアキバ探訪」