電子書籍規格「XMDF」の今後

電子書籍規格「XMDF」に賭ける――シャープの勝算は

いつでも、どこでも、誰にでも、どんな端末でも必要な情報が利用できるユビキタス規格としてシャープが展開している「XMDF(モバイルドキュメントフォーマット)」に関するコラム。シャープ自体は松下電器やソニーのような電子書籍専用端末を開発する考えはなく、同規格を多面的に推進していく考えのようです。将来的にはオフィス文書や電子マニュアル、eラーニング、マンガへと対応文書を広げる考えとか。

【関連ニュース】・電子書籍フォーマット「XMDF」、普及には何が必要か


同じくシャープ絡みで、「「モバイル放送」楽しむ携帯テレビ、音楽や電子書籍の再生も――シャープ「4E―MB1」」という記事もありました。こちらはシャープが発売した携帯型モバイル放送受信端末のレビューですが、この製品も「XMDF」に対応しているそうです。

それにしても、サイズがでかいですね。まさに手に余る大きさ。モバホ専用端末はまだまだサイズや重量、バッテリ性能に課題がありそうです。「移動中に放送を楽しみたい“テレビ好き”をどれだけ取り込めるかに注目」とありますけど、テレビ好きってあくまで自分のみたいと思う番組を“時間や場所に縛られずに”みるというのが正しいような気がするんですよね。月額2,500円という金額が妥当なのかを含め、業界主導のサービスって我々消費者のニーズを本当に理解できているのかと非常に疑問です…。