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ダビング10でスゴ録はどう変わったか~我が家のD900Aの場合

7/4に解禁となったダビング10。我が家のスゴ録(D900A)も放送波経由のアップデートが7/5に完了したようで、ダビング10対応と相成りました。ということで、どこがどう変わったかを書き留めておこうかと。アップデート後のシステムのバージョンは「4.03.015」だそうです。あ、以前のバージョン確認しておくのを忘れた。ま、どうでもいいか。ちなみに、松下のような不具合もなかったですー>「ダビング10」運用開始 松下製で一部不具合

アップデート後に見た目が変わるのはXMBでのダビング10対応タイトル情報。ムーブのみ対応のコピーワンスを示す矢印アイコンが表示されません。また、タイトル情報を確認すると最後の最後に「コピー制限」という項目が追加され、何回ダビング可能かが表示されます。最新のBlu-rayレコーダーの場合はXMBのタイトルにコピー可能回数も表示されるんですね。ちょっぴりうらやましい。

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早速、PSPというかメモステへのお出かけ転送を試してみました。転送作業自体は今まで通りですが、転送が終わっても「お出かけ中」が表示されません。転送終了後もスゴ録上から普通に再生できます。この状態でタイトル情報を確認するとコピー制限の内容が「9回ダビング可」に変わってます。また、ダビング10対応タイトルの場合は、おかえり転送が機能しませんでした。出かけたら出かけっぱなしにで、ダビング可能回数を戻すことは出来ないようです。

同タイトルの複数回お出かけも試してみましたが、こちらも全く問題なし。コピーした分コピー回数が減りますが、内容が全く同じタイトルを1枚のメモステに複数回ダビングできます。メモステにダビングしたファイルは、従来通りのムーブオンリーとなってしまいますが、ひとつをメモステの残しておいて、もうひとつはPS3にバックアップしておくなどの運用が可能になりますね。

ちなみに、昨日無料放送が実施されたWOWOWで試してみたところ、無料の番組でもしっかりとコピーワンスのフラグが付いてました。他の無料のBSデジタル放送はNHKを含め、全部が全部じゃないのかもしれませんが、一応ダビング10対応みたいです。無料放送が複数回コピー可能で、有料放送がコピーワンスというのも、不思議というか納得できない部分ではあります。

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DVDへのダビングも、お出かけ転送同様、コピー制限の回数に準じて、複数回可能になりました。DR→XPと画質は落ちますし、CPRM対応ディスクにしかダビング不可なのは困りものですが、ムーブオンリーよりははるかに運用しやすくなったのは確か。我が家ではスゴ録でDVDを焼くような事がほとんど無かったのですが、試しにやってみたところ、最新アップデート適応のPS3と有機ELテレビ「XEL-1」だと、かなりのクオリティでDVDを楽しめました。ポータブルDVDプレイヤーで見る分にも十分なクオリティと言えそうです。

IT系のメディアも言ってますが、今後は外部機器とりわけポータブル機器との連携や転送機能を今以上に強化して欲しいですよね。ソニー製品のウォークマン対応は当然として、他社がiPodに対応してきたら面白いことになるかもしれません。

ソニーのレコーダーは、オリジナルタイトルを編集するとお出かけ用タイトルも自動編集できるような機能が欲しいかなあ…。変換に実時間がかかるのがなんともまどろっこしいんですよね。また、ビデオレコーディングクレードル(VRC-NW10icon)のようなデジタルにこだわらない製品開発もBlu-rayと平行して進めて欲しいです。

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Blu-rayレコーダー「BDZ-X90」にアルミパーツ変色の可能性~無償交換で対応

ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」アルミパーツの色合いについてのお知らせ(ソニーBlu-rayサポート)

iconiconソニーは、Blu-rayディスクレコーダーicon「BDZ-X90」の初期生産製品(製造番号8000001~8014686)において、強い光が直接当たる環境で使用した場合、光に含まれる紫外線によって、本体前面上部のアルミパーツが、通常の“チタンシルバー色”から“紫がかったシルバー色”になる場合があることが分かったとして、無償のパーツ交換を実施すると発表。変色による本体の性能への影響は一切無いそうですが、パーツ交換をご希望する場合は、2008年6月23日(月)から2009年12月31日(木)までの間に、修理受付窓口(FD:0120-222-330)まで連絡して欲しいとのことです。

本件については、Fighter-KOUさんからもお知らせいただきました。感謝です!

最近、A70ばかりが贔屓されて機能拡張されているように感じるX90使いのFighter-KOUです。なにやら『弊社ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-X90」の初期生産製品(製造番号8000001~8014686)において、強い光が直接当たる環境でご使用の場合、光に含まれる紫外線によって、本体前面上部のアルミパーツが、通常の“チタンシルバー色”から“紫がかったシルバー色”になる場合がある』との事で、該当製造番号についての無償パーツ交換をするそうです。あまり実害は無いので、仮に対象だったとしても交換に出すつもりはありませんが、気にされる人もいるんですねぇ。というか、そんな激しく紫外線に当たるようなところにおいてある時点でダメダメな気がするのですが。
そんなものをやるくらいなら、ウォークマンとの連携を…とこの間までは思っていたものの、既にiphone買う気満々なので『出してくれないなら、もういいやぁ (=_=)トオイメ』状態です(苦笑)

パープルシルバーも結構味があって良かったりして…んなことないか。まあ、劣化じゃなくて変色ですし、ソニエリのパティーナコンセプトじゃないですが、あえてそういう作りにするのもアリっちゃアリのような気もしないでもない今日この頃(<なんのこっちゃ)。

ウォークマン連携、スゴ録を含む旧機種でも対応して欲しいですよね。エンコーダーの仕様の違いでソフトだけでは難しいのかもしれませんが…。ソニーのレコーダーは今の仕様だと編集後のお出かけファイル生成に実時間が必要なんですよね。どうせ実時間かかるならビデオレコーディングクレードル(VRC-NW10icon)を使う方が色々な意味でメリットが大きいように思います。ビデオ対応ウォークマンが最低一台必要ですが、録画ファイルも一部制限はありますがiPodでも使えますし…って見たら消す派の人には関係ないというか面倒な話なんですけど…。

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BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(10)~アクセサリー・クリアケース

ビデオレコーディングクレードル(VRC-NW10icon)で動画作成も手軽になり、ますます使い心地が良くなったウォークマンA820ですが、気に入れば気に入るほど、周辺グッズも揃えたくなるってな具合で、またまたアクセサリーをゲットしてしまいました。

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一目瞭然、専用のクリアケース「CKH-NWA820icon」でございます。本体+クリップという組合せが個人的には一番お気に入りであることは確か。なんですがー、ビデオレコーディングクレードル導入で出先での動画視聴が増えると、必然定期にA829を手で持つ機会が増えるじゃないですか。先日、ふとした弾みで落としそうになりまして…。そんなこんなで、不慮の事故防止的な意味合いから買ってみようかなあと思ったんです。

iconiconケース自体の作りはシンプル。左側面の溝にコインをいれひねると二つに分割できますので、本体を入れて元に戻せば出来上がり。ケース自体にそこそこ厚みがあるので、A820シリーズならではのスリムさは失われてしまいますが、ケースデザインにより、フォルム全体が丸みを帯びるようになり、ホールドしやすくなるように思いました。ちなみに、クリアケース装着時は各種クレードルが使えなくなるので若干注意が必要です。

下部、右側面、上部にある操作に関わるパーツのある部分は全て開口が設けられており、ケース無しの状態と同じようにアクセス可能です。背面はリセットホール部とスタンドチップ用の開口がありますが、専用クリップの装着に必要な背面上部の開口は設けられていませんでした。クリアケース+クリップという使い方はできないってことですね。

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ソニービルで初めてこのケースを見たあとに書いたインプレで、「右側面に集中するボタンへのアクセスのためか、開口部が多くアンバランスな印象」とお伝えしましたが、実際に購入して使ってみた上でも印象はあまり変わりません。ただ、使っているうちに慣れちゃいますね。見る角度によっても表情が変わるので、これはこれで良い味出しているのかも。ただ、開口が多いため、細かな塵や埃が入りやすいのも事実ですね。たまに掃除してあげれば良いだけのことなんですけど。

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本体付属のスタンドチップもそのまま流用可能。ミニスピーカー(SRS-NWT10Micon)との組み合わせも全く問題なし。Bluetoothのインジケーター部分はケースが覆い被さりますが、ブルーのLEDはしっかりと認識できます。暗い場所だと素の状態よりも派手に見えるかも…。

自分のA829は現段階で本体側にプライバシーフィルターを付け、クリアケースを装着するという過保護っぷりなんですが、それで液晶が見にくくなるというようなことはありませんでした。以前もお伝えしましたが、クリアケースにダイレクトにプライバシーフィルターを貼って使っている人もいらっしゃるようです。普段は素のまま、出かける時だけクリアケースを使うというスタイルなんでしょうね。ナイスアイデアだと思います。

ポータビリティ性能は若干減るものの、不慮の事故によるリスクを回避する手段としてはこの手のケースを使うのが最前なんでしょうね。また、ウォークマンを大事にキレイに使いたい人にとっては必須のアイテムと言えそう。最大のネックは2,780円というお高い値段設定。とはいえ、保険料と考えればむしろ安いのかな?

ソニスタでウォークマン専用ビデオレコーディングクレードルの受注再開

ビデオレコーディングクレードル VRC-NW10icon(19,800円・ソニスタ)

iconiconソニスタでビデオウォークマン専用のビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」の在庫が復活。15:30現在で予約可能な入荷待ちステイタスになっています。初期ロットが少なかったのか、早々に品薄となり、ずーっと入荷未定状態でしたが、増産が行われたのか、それがようやく解消されたんでしょうか。欲しかった人は急げですよ!

ちなみに、アマゾンでは先月末ぐらいからずーっと「通常1~3週間以内に発送」というステイタスのまま。こちらもそろそろ出荷が始まるのでしょうか。>SONY ビデオレコーディングクレードル VRC-NW10(17,622円・6/6現在)

【参考エントリー】
ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を試す(1)
ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を試す(2)
ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を試す(3)
ウォークマンA820シリーズが広げる新しいビデオの楽しみ方

ウォークマンA820シリーズが広げる新しいビデオの楽しみ方

開発者インタビュー “ウォークマン A820シリーズ”が広げる新しいビデオの楽しみ方icon

ソニスタのNetwork Music StyleにウォークマンA820シリーズiconの開発者インタビュー第二弾が掲載されていました。「“ウォークマン A820シリーズ”が広げる新しいビデオの楽しみ方」ということで、ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」の開発意図、Blu-rayディスクレコーダー「BDZ-A70icon」と連携するに至った背景の他、ポータブルミニスピーカー「SRS-NWT10Micon」の開発意図を知ることが出来ます。

iconicon先だって掲載された小寺さんのA70開発者インタビューではBlu-rayディスクレコーダーチーム側からウォークマンチームへアプローチがあったような感じでしたが、実際は相思相愛というか、「一緒にやろうぜ!」的なノリで実現したんですね。レコーディングクレードルのシンクロ録画もBRAVIAチームが乗り気になってくれて実現したとか。昔はなかった横のつながりが出来て良い感じです。

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iconミニスピーカーはビデオ鑑賞を想定したスピーカーだったんですね。なるほどー。それと、A820シリーズのデジタル放送おでかけ対応は暗号を解きながら映像再生する部分の開発が大変だったそうです。個人的にはそこまでできるのなら、もう一歩踏み込んで、PS3経由のムーブにも対応して欲しかったっす…とそれはともかく、以下の木野内さんのコメントは要チェックじゃないですかー。

“ウォークマン”は来年で30周年を迎えますが、音楽を持ち出して楽しむ文化は一般的になりましたが、映像を持ち出してを楽しむ文化はまだまだ…。それがイッキに花開くことになるのでは、と考えています

来年で、ウォークマンは30周年なんですね。好調を背景にとんでもないことを仕掛けてきそうな予感がヒシヒシと。半年以上も先の事ではありますが、なんだかワクワクしてきましたよーっ!

あ、そういえばソニスタでS710F/S610FシリーズiconE020シリーズiconが値下げされたようです。elio決済5%オフキャンペーンも始まったので、さらにお得にお買い物が出来ますね。

ソニーのBDレコーダー「A70」はダビング10対応で嬉しい唯一の機種

ウォークマンと完全同期するレコーダ「ソニー BDZ-A70」~ 番組消化に強い味方、ダビング10対応で嬉しい唯一の機種 ~

小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にソニーのBlu-rayディスクレコーダー「BDZ-A70icon」が取り上げられました。製品レビューよりも開発担当者へのインタビューがメイン。開発秘話が聞けて面白いです。

iconiconおでかけ機能に関しては不満点は細かい部分だけしか無く、ウォークマン側でもう一歩踏み込んだ対応があるとさらに使い勝手が良くなるのではというのが小寺さんの総論。また、こうした「外部機器への転送で使い勝手が上がる」のがダビング10の真のメリットと強調。今現在、動画対応ポータブルデバイスを自社で持ち、映像用の独自DRMを持つメーカーはソニーのみ。「ダビング10が実施されれば、この分野ではソニーの一人勝ちとなる」との力強いコメントもあります。

ウォークマン対応は、とうの昔に出来ていたんですねー。とっととやってくれればという気持ちもありますが、Blu-ray戦略もあるのでこのタイミングになったようです。

しかしここまで簡単にできてしまうと、何かもう普通のレコーダとは違うニーズを立ち上げちゃってるんじゃないかという気がするんですよ。例えばBlu-rayに保存とかできなくてもいいから、おでかけ専用機みたいなものでもっと安いのができないかな、とか。

とは小寺さんの弁ですが、VRC-NW10iconの発展系のようなHDDレコーダー、素直に欲しいです。メモステスロット付きならなおうれしい。いっそのこと、ロケフリ機能も内蔵して…って飛躍しすぎ?

ダビング10絡みですが、小寺さんも参加しているMIAU同制度に関するアンケートを実施中です。自分も参加しました。ソニーファンの皆さんも是非ご協力を!>よろしい、ならば戦争だ?(コデラノブログ 3)

【追記】ちゃぶ台返ししたメーカーってどこなんでしょうね?>「ダビング10を人質にしてはいない」。権利者団体会見-「“あるメーカー”と経産省が、ちゃぶ台返し」

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