NEX-C3の設計責任者を務めた宮井博邦氏と、商品企画を担当した竹倉千保氏へのインタビュー記事。気になる内容をピックアップ。
・NEX-C3の「C」には、カジュアル、コンパクトなど、色々な意味を込めた。「NEX-3が対象としていたユーザー」を深掘りしたい、というニュアンス
・「簡単な操作で個性をプラスしたい」という要望をかたちにしたのが、「マイフォトスタイル」
・「ベーシックなものを並べ、それらを組み合わせて新たな個性を演出する」という方法を導入
・カメラらしくありながら、大げさな感じのないカメラ。「カメラらしさとモダンさの融合」を求めた結果がこのデザイン
・内部的にはスタミナ性能の改善が第一要件。NEX-3/5と同一バッテリーでCIPA基準で約400枚の撮影を実現
・NEX-3(C3)とNEX-5は上位下位の関係ではなく平行して存在するもの。それぞれの指向する方向性は異なる。キーワードとして表現すれば、NEX-5は「先進性」「モノとしての存在感」で、NEX-3(C3)は「カジュアル」「コンパクト」「軽快感」
なんだかんだおっしゃっておりますが、個人的には先代のNEX-3とNEX-5の同時発売が諸々の弊害を生み出したのではないかと予想。売上比率も相当な差があったのでは無いかと。早期のディスコン、新製品市場投入のタイミング等々、いずれ(秋?)出ると思われるNEX-5後継機との競合を避けたようにも見えるのですが…。
【追記】その後、ITmediaやデジカメWatchにNEX-C3のレビューが掲載されました>初心者もハイアマも満足、懐の広さが魅力の1台――ソニー「NEX-C3」、【新製品レビュー】ソニーNEX-C3 ~マイフォトスタイルが楽しいカジュアル“α”
デジカメドレスアップ主義:ミラーレス機“トイカメ化”計画 ソニーNEX-5 + エーパワーHL(W)-SN
ホルガレンズHLシリーズでドレスアップしたNEX-5。レンズの焦点距離は25mmでNEX装着時35mm判換算37.5mmに相当。絞りはF8固定。ピントリング搭載でライブビュー画面で確実なピント合わせが可能。「無骨なデザインがNEX-5とよく似合う」とか。
わー、これ自分も買いました。外付けファインダー持ってないのでドレスアップはできませんが、見た目の雰囲気が変わって楽しいです。ただ、相変わらずのカメラ素人なのでピントの合わせ方などが難しいです…>ソニーNEX用HOLGAレンズ【パワフルセットSN】
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