OlasonicブランドのNANOCOMPOシリーズ第1弾「NANO-UA1」発売まであと5日となりました。当サイトでは第2弾のCDトランスポート「NANO-CD1」含め、複数回にわたって役に立たないレビューをお届けしてきましたが、本日、東和電子の山本社長にお会いして少しだけお話しを聞けたのでレビューの補足のような形で簡単にまとめてみます。
Q.4/26発売とのことですが、主にどちらで買えますか?
A.全国の主要なオーディオショップと一部大手量販(ヨド、ビック、ジョーシン)など。
#ちなみに、関東ではダイナミックオーディオ、ディスクユニオン、オノデン等。関西ではe-イヤホン等でも扱ってくれるみたい。このほか全国各地のオーディオショップに地道に足を運んでいるようですので、どんどん増えていくと思われます。
Q.木製の縦置き用スタンドの値段は?
A.2,000円だが、NANOCOMPO購入者にプレゼントキャンペーンを実施予定。
#初回特典とかでは無く、数ヶ月間程度の期間限定になる模様。キャンペーン詳細は近々発表予定。
Q.CD1のディスクエラーの原因は?
A.サンプル機のファームが古いままだったため。最新盤のファームではエラーが出ることは無く、読み取り速度も速くなっている。
#他のデモ機も同様の症状が発生していたとのことでした。ファームアップにて対応したので今は問題無し。もちろん、量産前なので製品版は心配ご無用とのこと。
また、CD1については色々あるので箇条書きにします。
・私がレポートに書いた通り、CDプレイヤー(CD1)ありきでシリーズの筐体サイズが決まったそうです。それでも、CD1はドライブ以外のスペースが限られており、基板設計、特に電源周りはかなり苦労したそうです。(上の画像のコンビナートのように配置されたコンデンサ等がまさにそれ)
・アップサンプリングはハードで実現しているそうです。ちなみに、元々は最初からアップサンプリング出力予定だったそうなんですが、接続先が非対応の場合を考え、スルーの44.1Kも用意したそうです。また、アップサンプリングの効果が今ひとつ信じられないという問いには、そこそこ良いスピーカーじゃないとわからないかもしれませんとの回答をいただきました。(上の画像がアップサンプリングスイッチ部の基板です)
ところで、帰りがけにこんなオマケを頂戴しました…。
我が家にUA1の実機再び!・・・ではなくてペーパークラフトでした~。
なんと、NANOCOMPOシリーズの実物大ペーパークラフトになるカタログを作っているそうです。これがあれば、配置場所の検討にも役立ちますね。ナイスアイデア。まもなく取扱店舗に置かれるそうですので、購入検討中の人はゲットしてみてください。ちなみに、本体の組み立ては簡単だったのですが、ゴム足4本は面倒そうだったのでとりあえずスルーしました。何せ不器用なので…。
あと、来月発売のDigiFi No.10特別付録のヘッドホンアンプですが、最近の円安がコスト増要因になっているらしく会社的には相当厳しいらしいのですが、良いものが出来たのは間違いないとので色んな人に使っていただきたいと自信に満ちあふれた顔で語っておられてのが印象的でした。(写真ぐらい撮ってくれば良かったのですが、そこまで気が回らずごめんなさい)
ということで、先週今週と、製品の導入活動で、日本全国各地を飛び回っているさなか、お時間を作っていただきありがとうございました>山本社長。