Olasonic NANOCOMPOシリーズ第一弾 USB DAC内蔵プリメインアンプ「NANO-UA1」を試す(1)

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Olasonicブランドの超小型コンポ「NANOCOMPO」シリーズ第一弾「NANO-UA1」の発売が迫ってきました。「NANO-UA1」はUSB DAC内蔵プリメインアンプで希望小売価格73,500円とこれまでのOlasonic製品群とは一線を画す高級路線シリーズです。今回、東和電子さんのご厚意で実機を短期間ですがお借りできたので、これから数回に分けてレポートしていきたいと思います。

今回お借りしたのはパッケージから同梱品まで、製品として発売される予定のものだそうです。パッケージは白地にグレー単色のプリンティングで、ロゴをメインにしたシンプルで清楚なイメージ。パッケージではなく中身に金をかけるのが東和電子さんのポリシーらしいですよ。

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中身は本体と専用AC電源アダプター(TW-AC3)、USBケーブル(AWM E201140との記載あり)、専用リモコン(TW-RM1)、取説のみ。アダプターもケーブルも筐体のパールホワイトに合わせてホワイトカラーのものが採用されています。

■NANO-UA1のここがすごい

ここで改めて「NANO-UA1」の主な特長をば列挙しておきましょう。

・ほぼCDジャケット3枚分の筐体サイズ(149×149×33mm)
・筐体はアルミダイキャストによるシームレス構造。
・USB対応サンプリング周波数は96kHz/24bit、デジタル同軸/光入力は192kHz/24bitに対応。
・ドライバーインストールが不要。
・USBだけでなく全てのデジタル入力に対し、入力系のジッターを遮断するジッターフリー設計。
・USB、光デジタル、同軸デジタル、アナログのすべての入力は192kHz/24bitにアップサンプリングし高音質な信号処理。
・アップサンプリングにTI社製Burr-BrownブランドのAsynchronous Rate Converter SRC-4392を使用。
・クロックには温度補償水晶発振器(TCXO)を採用。
・DACデバイスに「Ti社製Burr-BrownブランドPCM1792」と、IV変換回路に「Ti社製Burr-BrownブランドOPA2132」を採用。
・パワーアンプは「Ti社製TPA3118」を1.2MHzの高速スイッチング周波数でドライブし、力強さと繊細さの両立を実現。
・「OPA2132」を使用し出力段をダイレクト出力(OCL)とし低域を充実。需要が増加している高音質ヘッドホンへも対応十分。
・小信号時に余る電気を大きなキャパシターに蓄え、大信号時に大きな電流を供給する独自の電源供給方式「SCDS(Super Charged Drive System)」採用。
・26W+26W(ダイナミックパワー、4Ω負荷)という出力ながら、数値をこえた瞬発力にあふれるパワー感。
・SCDSにより電源効率が大幅に向上し、無音時=約5W、最大出力時=約20Wの低消費電力を実現。
・ボリウムを回した時の質感は重要なポイント。質感の良いメカニカルボリウムを使いながらリモコン操作が可能。
・ボリウムツマミをある位置で使っているとき、リモコンのボリウムボタン▲▼を操作すると今の音量からUP/Down可能。
・リモコンでボリウムを操作している時はフロントパネルの「RM」ランプが点灯し次にボリウムツマミを動かすと「RM」ランプが消えツマミの位置の音量に戻る仕組み。

ということで、特徴はたくさんあるんですが、シンプルな外見とは裏腹に、贅沢なデバイスや高級をふんだんに採用、加えて省電力性に優れた自社技術を盛り込み、小さいながらも最新の高音質ハイレゾ音源を力強くパワーのある音で楽しめるアンプに仕上げたということなのでしょう。

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ちなみに裏面はこんな感じ。ゴム足でしっかりねじ穴が隠れてます。

■繋いでみよう

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とは言っても、文系の自分にはパーツがどうの、サンプリングがどうの言われてもよくわかりません。一番信頼できるのは自分の耳。四の五の言わずに自分の持ってるスピーカーに繋いでみることにします。

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ソースに応じて接続場所は変わりますが、まずは手持ちのVAIOを繋いでみることにします。いわゆるPCオーディオってヤツです。付属のUSBケーブルでVAIOとNANO-UA1(USB端子)を接続して、スピーカー(ケーブル)を繋げばおしまい。UA1のスピーカー端子はバナナプラグに対応していますが、我が家にそんな高級な製品は無いので普通に繋いでます。

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ちなみに、我が家には現時点でいわゆる高級オーディオスピーカーは一切ありません。デスクトップVAIO(MX5)に付属していたスピーカー、昨年購入したSTEREO誌付録のスピーカーユニットと同ユニットを活用したエンクロージャーキットで作った自作スピーカー、これに昔シアターシステムで使ってたヤマハ「NS10-MM」程度。

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(今現在、自分のデスクトップは大量のスピーカーでカオス状態です)

まずは、ここ数ヶ月一番使用頻度が高かった自作スピーカーに接続。諸々、接続が終わったら、VAIOの電源が入っているのを確認し、UA-1の電源をオン!の前に重要な確認事項。

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少しでも良い音で聞くために、ACアダプターの極性設定を本体に貼ってまで促す徹底ぶり。すごいです。

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いかんせん、我が家は延長たこ足で極性が分からなくなってしまったのでアダプター周りだけ指示に従いましたです。でもって改めて電源オン。入力切替ボタンの上のUSBのLEDが白く点灯していれば準備完了です。そうそう、消費電力ですが、手持ちのワットメーターでは、本体のボリュームが中ぐらいの通常使用で5ワット前後でした。この省電力性能は本当に素晴らしいと思います。

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念のためVAIOとUA1、いずれも音量は最小にして、ボリューム調整してくことにします。自作スピーカーから出てくる音が徐々に大きくなるにつれて感動があふれてきます。

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圧縮音源なのになんて芳醇で深みのある音なんだろう。生きてて良かった…てのは大げさですが、このサイズのアンプから出てくる音とは思えない表情豊かなサウンドっすね~。まだまだ聴き始めというか使い始めたばかりなので音質評価してしまうのは早いかもしれませんが、自作スピーカーから出てきた音の中では間違いなくNo.1です。

ちょっと音がかたい感じもしますが、スピーカーだけでなくアンプの自体のエージングでさらに表情も変わるらしいです。圧縮音源でこの音だったらCDやハイレゾ音源ではどうなるんだろう。

ということで、次回はUA1でのハイレゾ音源再生にチャレンジしたいと思います。そういえば、ドナルド・フェイゲンのソロアルバムMVI版なんかも持ってたぞ、自分。相当良い音で聞けるんだろうなあ。Foober2000も導入せねば。楽しみだけど来週中には返却しないといかんので諸々急がねば…。

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