ロケフリベースステーション「LF-PK20」の箱の中身と本体デザインについて

ロケフリ新製品の体験レポートの第一弾は「LF-PK20icon」。ベースステーションあってのロケフリですからね。ということで、今回はそのパッケージ内容と本体デザインについて確認してみます。

箱の中身はなんだろな

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パッケージ自体はPK1よりも小振りになりましたが中身はさほど変わりはありません。本体、本体用スタンド、ACパワーアダプターとそれ用の電源コード、アンテナ接続ケーブル、AVマウスと、取説&ガイド類。PK1との違いはPCソフト(ロケーションフリープレイヤー)のデモ版(CD-ROM)が付属しないことでしょうか。PSP、新製品のTVボックスや液晶モニターなど、以前と違って接続できる機器が増えており、もそれぞれの機器からベースステーションの設定が可能なことからそうしたのでしょうね…。ちなみに、ACアダプターは以前のモデルと共通の12V仕様でした。

本体外観(PK1との比較)

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PK1の本体はマットブラック仕上げで四角四面な悪く言えば無個性なデザインでしたが、PK20の本体は艶のあるピアノブラック仕上げとマットブラックの二つの箱をずらして貼り合わせたようなデザインが特徴です。ディーラーコンベンションで説明員の人に聞いた話ですが、このズレがロケフリの特徴であるタイムシフトやプレイスシフトのシフト感を表現しているらしいです。うすちーさいPS2の最新版にも似ていますよね。PS2似のデザインから横置きにも対応するのかと思ったのですが、排気口の関係などからも縦置きで使うのが標準のようです。

端子類の確認

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それではPK20の端子類を確認してみましょう。上の画像をご覧いただければ一目瞭然ですが、PK20ではPK1には無かった出力端子が一系統追加されたほか、AVマウスの端子が二つに増えています。また、映像出力はコンポジット(お馴染みの黄色いヤツ)以外にS端子も装備されているのが大きな特長でしょう。過去に発売されたX1やX5を含めS出力はロケフリ初なんじゃないでしょうか。ハイビジョン対応機器が増加する昨今の現状にマッチするスペック向上といった感じですね。個人的にはこの出力端子を搭載してくれただけでPK1から乗り換えても良いと思ったぐらいなのですが、その理由はまた後日。

それと、PK1では背面にあった「SETUP MODE」ボタンとリセットボタンが前面に配置されました。これは、接続できる機器の種類が豊富になり、セットアップの頻度が上がることを想定しての配慮なんでしょうね。個人的にはこれも大歓迎。また、PK1と比べてLEDのサイズが小さくなったのも良いです。置く場所にもよるのですが、このLEDが視界にはいると結構目障りだったりするんですよね。PK20のLEDは貼り合わせた2つの箱の間の目地のような引っ込んだ場所にあるので、正面から見たとき以外はLEDが目立たなくなっているんですよね。この控えめ感が何とも言えず好きっす。それと、これもPK1にはなかったものですが、学習リモコン用の受光部が一番下についています。

【追記】大事なことを書き忘れておりました。PK20は自らが無線LANのアクセスポイントとして機能する他に、無線LAN対応のルーターや他の無線LANアクセスポイントにクライアントとして接続できる機能が追加されました。これはPK1には無い機能ですね。で、その切換スイッチは本体の底面に付いています。クライアント機能については後日深く取り上げたいと思います。

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(筐体が黒尽くめでわかりにくいので画像はコントラストをきつくしています)

本体についての雑感

機能はさておき、本体のデザインや作りについての雑感を少し。艶のある部分はほこりがつきやすく、指紋なども目立ちやすいと感じました。あとは、スタンドがはずれやすいことですかね。PK1と違い、スタンドを噛ませると微妙に本体が浮いたような感じになります。なので、本体を少し倒してあげるだけではずれます。まあ、これもデザイン的なモノでデザイナーさんの意地なんでしょう。はずれやすいのが便利な場合とそうでない場合がありますが、設置場所が固定されればあまり触る機会もないので気にならないっちゃあ、気にならないのですが…。

とまあ何を言ったところでデザインの好みは人それぞれ。個人的には端子類とボタンの配置は今まででベストだと思いますし、ボタンやLEDの配置をしっかりと考慮したデザインに好感触を持った次第です。ということで、今からロケフリを買うのならデザインの好き嫌い関係なく、仕様的にもPK20のほうが断然お薦めになりますね。