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2007年3月 5日

ソニーや日本の一番良いところを守っていく~ストリンガーCEO

先週土曜日(2007.3.3)の朝日新聞土曜版「be on Saturday」の「フロントランナー」ソニーのストリンガーCEOが登場していました。同氏の笑顔を見るのは久しぶりのような…。

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“ソフト重視で「神話」復活を”というコピーが印象的です。裏面にはインタビューも掲載されており、SCEの役員人事の狙いの他に、同氏のベトナム戦争従軍時代のエピソードなども取り上げられていました。

SCEには、「他部門とのコミュニケーションの経路を拡げる」、「創造的ビジョンを維持する」の二つが必要があり、それがあの役員人事に繋がったようです。ソニーから見るとSCEはまさに巨大なサイロだったということなのですね…。

また、ソニーは米国流の会社になるべきではないとする発言もありました。「変化を押しつければ、会社の魂を損ないます」、「ソニーや日本の一番良いところを守っていきます」とのこと。先だって出井氏がインタビューで語った考え方にも通じるものがありますね。

また、一面の最後には「負けるのは嫌いだ」という言葉が引用されていました。それは社員の皆さんも同じでしょう。がんばれ、ソニー!

【追記】ソニーの株価が2006年12月以降、ほぼ一貫して上昇を続けているとか。金融持ち株会社のソニーフィナンシャルホールディングスの新規上場(早ければ2007年夏ごろ)が市場関係者のあいだで取りざたされており、上場に伴う株式売却益や保有株含み資産の評価が株価上昇の支援材料になるのではないかとの思惑が増幅しているとのこと>苦難続きのソニー、株価上昇の背景に金融会社上場のうわさ

投稿者 SPA : 2007年3月 5日 14:11 : カテゴリー ソニー全体