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2008年6月10日
さよならソニエリ、ハローiPhone
アップル、新しいiPhone 3Gを発表(アップル)
6月9日、アップルがiPhone 3Gを発表。初代iPhoneと比べ通信速度を2倍に高めた3Gネットワーク機能、位置情報利用のモバイルサービスを拡張する内蔵GPS、Microsoft Exchange ActiveSyncのサポートを含み、SDKで制作されたサードパーティー製アプリケーションが動作するiPhone 2.0ソフトウェアなどが特長。
iPhone 3Gは.Macサービスをリニューアルした新インターネットサービス「MobileMe」が利用可能。「MobileMe」は、インターネット上のオンラインサーバからメール、アドレス、カレンダーなどをiPhone、iPod touch、Mac、Windows PC上のアプリケーションに配信するサービス。
米国でのiPhoneの販売価格は、8GBモデルが199ドル、16GBモデルが299ドル。日本、英国、米国を含む22カ国では、7/11から販売開始。今年中に世界70カ国以上で販売予定。日本ではソフトバンクモバイルが発売。価格や販売条件等については、後日あらためてアナウンスするとか。
アップルのプレスリリースよりASCII.jpのニュースが全体像の把握に役立ちます。ポイントだけピックアップ。
・8GBモデルはブラックのみで16GBモデルがブラックとホワイト
・Wi-Fi、3G、EDGEサポートし、自動的に最適な経路を選択
・通話と通信のマルチタスクを実現(電話中にWebブラウズ、地図取得、電子メールのチェックなどが可)
・通話5時間、Webブラウズ5~6時間、ビデオ再生7時間、オーディオ再生24時間
・搭載されるiPhone 2.0ソフトウェアではVPNや128ビット暗号化アクセスをサポート(既iPhoneユーザーは無料で、iPod touchユーザーは有償で2.0にアップデート可能)
ついに出ますね、iPhone。てっきり年内発売ぐらいかと思ったらなんと一ヶ月後。しかも22カ国でほぼ同価格の同時発売ときたもんだ。やるなあ、アップル。マルチなコンテンツ再生機としての実力もさることながら、PalmOSライクにアプリ追加で自分好みに仕上げられるのが最大の魅力です。
WWDC'08基調講演速報:携帯電話からコンテンツプレーヤーへ脱皮した「iPhone」
ソニーのクリエもこういう方向性を目指していたんだろうなあとも思ったり…。PSPにとっても強大なライバルとなることでしょう。myloは…言うまでもないですね。さて、これでいつまでたっても国内で使えない某社スマートフォンのことは考えなくて良くなりました。
さよならソニエリ(au)。そして、ハローiPhone。
(iPhone日本発売は当サイトのコンセプトを見直す良いきっかけにもなりそうです)
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