« ソニーが国内初のパソコン向けIPテレビサービスを3/31にスタート | メイン | 12年7カ月ぶりの円高~1円の変動がソニーの業績に与える影響は年間60億円 »
2008年3月18日
変わりゆくモバイルコンピューティングの概念
本田雅一さんの「週刊モバイル通信」。デバイス、ネットワークインフラ、ユーザー自身の意識が同時並行的に変化。IntelのATOM戦略などがモバイルコンピューティングの多層化を生み、これから数年でモバイルコンピューティング自体の概念が最も大きく変化すると予測なさってます。
- 求めるアプリケーションの内容に応じて、コンテンツのリッチさ、画面サイズ、ユーザーインターフェイスの充実度などは異なる
- モバイルPC、UMPC、MID(Mobile Internet Device)など、ユーザーの利用スタイルに合わせた多層化された市場が成功し、ユーザーの獲得に成功すれば、今よりもモバイルコンピューティングという使い方にスポットライトを当てることができるだろう
モバイルPC市場の閉塞感を憂う本田さんのメッセージは、「小型軽量化を得意とする日本のPCベンダーに、今後も元気に新しい製品提案を行って欲しい」とのこと。
バイオはカラバリ展開に閉塞感。ソニエリも国内市場へのコミット縮小。クリエはとうの昔に撤退。ソニーのMID、「mylo」は新しいユーザー層を獲得できるのか。はたまたATOMベースの新製品がでるのか。これからのソニーのモバイルコンピューティング戦略はどうなるのでしょうね…。
ついでといってはなんですが、匿名設定さんから読売新聞によるソニエリのドコモ撤退報道についてお知らせいただきました(感謝です)。「やっぱり本当だったんでしょうか」とのこと。906を最後に開発を取りやめ、700番台シリーズも705が最後の機種にあるとあります>ソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯・定番機から撤退
【関連ニュース】
・話題の「定額制高速データ通信プラン」とは
・他キャリアの定額プランに魅力を感じるのは3割、携帯電話のパケット定額制に関する調査
・「NIKKEI NET」使い料金比較・点検! PC向け定額データ通信(前)
・三菱電機は、なぜケータイ事業から撤退するか日本のケータイ発展を支えた端末メーカーの末路
・撤退や事業見直しで見えてくる日本のケータイの問題点
・日本企業のためのスマートフォン導入術:W-ZERO3購入者の多くはSE?――企業の導入拡大を期待するウィルコム
・iPhone vs Android、PC を超えるプラットフォーム争い
・携帯電話新時代へ
・新幹線車内でのインターネット接続が可能に。早ければ2009年春にも
・東京での公衆無線LAN利用が増加、都市別で世界3位に~iPass調査
・WiMAXフォーラム 日本オフィス、WiMAXの普及推進に向けて組織体制を強化
投稿者 SPA : 2008年3月18日 09:45 : カテゴリー PDA/電子辞書 , コンピュータ , 携帯電話・PHS