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2008年3月17日

ソニーが国内初のパソコン向けIPテレビサービスを3/31にスタート

フレッツ光を使ったIPテレビサービス“branco:ブランコ”開始(ソニードライブ)

ソニーマーケティングが、フレッツ光回線を利用した動画コンテンツをパソコンで楽しめる無料のIPテレビサービス“branco:ブランコ”を、2008年3月31日正午から開始すると発表。『デスクトップに貼るテレビ』をコンセプトに、パソコンユーザーに向け、高画質動画コンテンツを24時間、365日、無料で番組配信する国内初のIPテレビサービスとのこと。 配信番組は、国内/海外ドラマ、アニメ、音楽、バラエティなどで構成され、サービス開始時は6つのチャンネルの番組配信が行われるそうです。

ユーザーは、パソコンにインストールされたブランコのアイコンをクリックするだけで、DVD並みのビデオコンテンツを手軽に楽しむことができるほか、番組を見ながら他の視聴者とチャットを楽しむことも可能。番組を見た際の感動や思いを、チャットを通じて他の視聴者と共有するなど、パソコンを中心とした新しい番組視聴スタイルを提案。新開発の視聴者別CM提供システム“PPoS(ピーポス)”使い、視聴者の年代、性別、ならびに生活や好みに即したCMの提供が可能となり、ユーザーの嗜好に合わせたマーケティングコミュニケーションを推進するとしています。

視聴環境は、NTT東日本のBフレッツ、NTT西日本のフレッツ・光プレミアム、またはBフレッツ+フレッツ・v6アプリでIPv6対応ルーターを使用。推奨構成OSはWindows XPとWindows Vista。

視聴者別CM提供システム「PPoS」があるから無償化が実現できているのかあ…。一般的なテレビ放送同様の番組編成。オンデマンドじゃないからチャットもリアルタイムになるわけですね。地上波番組の再放送などに使うと、現行の視聴率調査とはまた違った面白いデータが集まるかもしれませんね。タイムシフトが加速している中で、同サービスがどこまで健闘を見せてくれるかに注目したいものの、我が家はいまだにADSLなので当分利用できそうにありません…。

【追記】その後、YouTubeが高画質動画をサポートしたり、TSUTAYAが3/19から主要都市10店でBlu-rayビデオのレンタルを開始することなどもニュースになってます。ネットもリアルもテレビだビデオだと騒がしいですねー。

投稿者 SPA : 2008年3月17日 13:15 : カテゴリー コンピュータ , テレビ・ビデオレコーダー