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2008年3月13日

ワガママな国内市場にこそクセになる使い心地や使い勝手を創り出す力がある

「クセになる使い勝手」はこうやって作る! ソニー・エリクソン開発チームインタビュー(後編)

2/20のエントリーで取り上げた、ソニエリ製au「W53S」に搭載された新しいジョグダイヤル「+JOG」の開発者インタビューの後編が掲載されていました。インタビュー自体は昨年10月に行われたそうです。にしても内容が非常に濃いですね。JOGから遠ざかって久しいので何がなにやらですが、わかる人にはわかるのでしょうね。

冒頭、くだんの撤退・国内ビジネス縮小報道についても触れられています。「クセになる使い心地、ユーザーに対する圧倒的な体験を創り出す力は、ユーザーに作り手がどれだけ密着・一体化できるか次第」であり、「クセになる使い勝手は、ジャパン・ブランドが海外を席巻した大きな理由だったはず。それを育んだワガママな国内市場は、世界に向けてイノベーションを作り出すためにも重要」とのコメントに大いに共感しました。

ドコモ新販売方式で加速する“携帯メーカーのドミノ倒し”

こちらは神尾寿さんのコラム。「売れるメーカー」と「売れないメーカー」の格差は今後さらに拡大し、キャリアを問わず既存メーカーと参入メーカー間の競争が激化し、ドミノ倒し的な淘汰が進むのではないかとのこと。ソニエリのドコモ向け携帯事業の見直しについては、自社ブランドを残した形での「OEMもしくはODMでの存続」になったとしても何ら不思議ではないとか。

「低料金打ち出さざるを得なかった」・KDDI小野寺社長会見

ドコモの一件については、ソニー側がKDDIとの関係を従来より緊密にしたいと解釈しているとか。今後は良い商品を作ったメーカーが事業者より強くなる、海外にも納められる端末を協力して実現していきたいとのコメントも。

デジカメケータイはデジカメになれるか

こちらは、日経パソコンオンラインの「デジカメケータイ」比較レビュー。ドコモ向けとして最初で最後になる可能性の高いサイバーショットケータイ「SO905iCS」も取り上げられています。

投稿者 SPA : 2008年3月13日 11:13 : カテゴリー Sony Ericsson