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2007年9月20日
PSPはインタラクティブなエンタメに積極的に対応し新たなゲーム性を追及
・「TGSフォーラム2007」基調講演の概要
・PSP®専用コンテンツのダウンロードサービスとしてPCで利用可能な「PLAYSTATION®Store」サービス開始のご案内
・6軸検出システムに加え、新たに振動機能を搭載したPLAYSTATION®3専用ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK®3)日本国内 2007年11月発売予定
(以上、全てPS.comからのお知らせ)
SCE平井CEOによるゲームショウ基調講演の内容が明らかになりました。久多良木CEO時代を反省したのか、それとも指摘があってなのかわかりませんが、SCE自らがPS.comでお知らせとしてその内容を発表しています。細かい話は置いておくとして、今後のプレステビジネスで成長戦略の重要な役割を果たすとしてPSPをクローズアップしていますね。
携帯型エンタテイメントシステムとしては圧倒的にパワフルな半導体と高画質な大画面液晶を搭載したPSPは、インタラクティブエンタテインメントに積極的に対応していく。PSP本体の基本機能に加え、リモートプレイ機能が持つ、場所やメディアからの解放という優位性を活用することにより、新たなゲーム性を追及する。PSPを操る複数のプレイヤーが、PS3で演算されるスポーツ、RPG、シューティングなどの様々なフィールドにおいて、ゲームをインタラクティブに楽しめる世界を創造していく。
また、PS3については開発環境の強化ならびにソフトウェア・周辺機器の充実を、新たに振動機動を搭載したDUALSHOCK3(嬉しい!)の投入や、PLAYSTATION Networkを核としたネットワークビジネスの拡充を掲げています。
今後、具体的にPSPで何ができるかについては、AV Watchのレポートがわかりやすいです。
・SCE、PS3用の振動機能搭載コントローラーを発表-PSPからPS3ゲーム、電源ON/OFF可能。Homeは延期
・PSPからのPS3の電源ON/OFF
・PS3対応ゲームソフトをPSPから遠隔プレイ
・PS3用の液晶サブ画面付きのコントローラーとしてPSPを利用
と、こんなところ。リモートの電源オンオフはロケフリでは当たり前、コントローラーとして使うのはとっくの昔に任天堂がやってることではあるのですが、とにもかくにも、大きな前進であることには間違いないでしょうね。
ここ数年はPS3にかかりっきりだった印象が強かったのです、SCEがこうしてPSPにコミットしてくれるのは素直に嬉しいです。個人的にはすでに次世代へと目が行ってますが、それを手にするためにも、まずは新型PSPに売れてもらわなくては。
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