ソニーの家電製品無償リサイクルプログラムは一粒で二度美味しいビジネス
ソニー、リサイクルで稼ぐ
日経ビジネス オンラインに掲載されたBusinessWeekのKenji Hall氏コラム。以前、「ご不要になりましたソニー製品を無料で回収いたします」というエントリーで紹介した、米ソニーの家電製品無償リサイクルプログラムが行われるようになった経緯や背景が理解できます。
ゴミの山からお宝というのは日本でもテレビなどで度々特集が組まれていますが、それに目を付けた社員がいたということなんですねー。リサイクル活動によるイメージアップとお宝ゲットで一粒で二度美味しいビジネス。成功すると良いですね。
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ソニエリが10月上旬に発売予定の「W53S」のプロモーションキャンペーンを開催。、"あなたを彩る100のケータイ"という製品コンセプトを体現するため、イメージキャラクターを勤める沢尻エリカがCMで、100のコスプレならぬ、100のキャラクタを演じわけたとか。また、W53Sユーザー向けの特典「沢尻エリカデザインパネル」の詳細についてもオフィシャルサイトでアナウンスされています。
「100のStyle-Upパネルと、究極のユーザビリティである"+JOG"、この2つを融合させたものがW53S」だそうですが、古くからのソニエリファンの皆さんは、きっと着せ替えよりも復活したジョグに注目しているんでしょうね。実際、シリエリさんも、+JOGは「使いやすい」と太鼓判を押したそうです。昔に戻っただけのような気もしないでもないですが、これを契機にソニエリ全機種にジョグ復活、なんていう流れになると良いですね・・・あ、昔に戻るなら是非Bluetoothも!
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コレを99個も持って歩くクラウドやザックスはスゴイ
さて、これはなんでしょう。
「FINAL FANTASYⅦ10周年記念の数量限定プレミアム版POTION」でございますー。ACのDVDを見たり、CCFF7をプレイしていて、再びFF7熱が高まってですね、ついポチっとなしてしまいまして、昨日になって届いたというわけです。
当サイトでは以前、「FFXIIポーション(発売記念プレミアムボックス)」について、06年3月のつぶやきで取り上げたことがありました。サントリーのコラボレーション企画の清涼飲料水で630円と高価ながらも普通にコンビニで買えるものでしたが、今回のはなんと3,980円と6倍の値段もするものなんです。
前回同様のサントリーとのコラボ企画なんですが、前回とは比較にならないほど豪華で大きなスリーブ入り化粧箱を開けると新羅のロゴが燦然と輝くPOTIONが・・・って箱の中にまた箱だ!ご開帳にてようやくご本尊(?)登場。
第一印象はデカっ!オモっ!うす軽くなった新型PSPとは対照的ですね。まあ、でも良く作りましたね、こんなモノを。FF7は確かにコアなファンが多いけど、スクエニ自らがここまでやるんですから、すごいです。メカメカしいキャップを取ると、あまりにフツーで興ざめしてしまいますが、まあ、それはそれ、コレはコレ(意味不明)。にしても、これを99個持って歩けるゲーム内キャラの体力って、もう、どんだけー。(ちなみに、賞味期限は来年の夏でした。さて、いつ飲むか・・・)
普通に考えたらなんでこんなもんがどうして4千円もするんだと、中身はユンケルファンティーなのかと、小一時間問い詰めたくなりますが、実はこれだけじゃなくて、特別版の「POTION」とFF7シリーズを網羅した特別編集版「ULTIMANIA」という書籍が同梱されているんです。自分は、この本が読みたくて買ったようなものなんです。
FF7が初代プレステ普及の大きな原動力になったことは紛れもない事実。1997年1月31日に発売されたFF7は、国内だけで累計400万本のビッグセールスを記録。いまだにこれを超えるFF作品はありません。コンビニルートでの販売も話題になりました。かくいう自分も速攻入手してはまりまくった一人ですが、プレイしたときのインパクトはいまだに忘れられません。プレステのパワーを存分に見せつけるだけでなく、その後のRPGのあり方までをも決定づけた、ブレイクスルー的タイトル(なんのこっちゃ)だったのではないかと思いますが、そんなFF7のすごさを実感できる内容がてんこ盛りな書籍というわけです。
ただねえ、本読んだらCCFF7をプレイしたくなくなっちゃいました。もう、佳境に近いんですよ。悲しい結末がわかっていてプレイするのはつらいっす。でもクリアしたらしたでPS版のFF7がプレイしたくなっちゃうんだろうなあ。そんなファンの気持ちにこたえたのかどうかわかりませんけど、この書籍の最後の見開きページがねえ、意味深なんですよ。コレ見たら、「悪いけど、興味ないな」なんてセリフはけません。(期待していて良いんですよね、ね、ね、ね>スクエニさん!)
思えば、SPA家も10周年。しかも、FF7の発売日が結婚記念日という驚愕の事実。たぶん、銀座に指輪買いに行って、区役所に婚姻届を出しに行って、自宅に戻ってFF7プレイしたんだろうなあ・・・って、覚えてないのかよー!
新たなスタンダードとして存在感を放つウォークマンS710シリーズ
新スタンダード、ノイズキャンセル搭載のカードウォークマン「NW-S715F」
ITmedia +D LifeStyleにウォークマンS710シリーズのレビューが掲載されました。
・手のひらにすっぽりと収まり、胸ポケットに入れても違和感を覚えない大きさと重さ
・ボタンが比較的下部に配置されている影響か、片手操作ではややバランスを崩しやすく感じることがあったが、重量そのものは軽量であり、操作しにくいという程ではない
・利用頻度の高い音量調整についてはハードウェアとしてボタンが独立していることをメリットに感じる場面も多い
・ノイキャンの効き目は相変わらず高い。他社同種製品に比べると音質変化は低く抑えられている。無音時のノイズ(ヒスノイズ)も低く抑えられている。なによりもON/OFFスイッチがハードウェアとして独立しているのはありがたい
などが、ポイントでしょうか。機能がA800シリーズと同等ということもあり、目新しさにかけるのは否めないにしても、ノイキャン搭載の有る無しは大きな違いということですね。これがあるからこその高評価と言えそうです。
単体のノイキャンヘッドホンは乾電池が必要ですが、一体型のSシリーズにはそれが必要なく、電池の残量を気にするといった精神的ストレスが無いのもメリットですよね。ON/OFFスイッチも付いて、使い勝手が増した新Sシリーズ。これがスタンダードなら、今後のAシリーズ、Eシリーズはどうなるんですかね。欧米のA810シリーズがATRAC対応になるのか、はたまたそれとは全く異なる新シリーズが出てくるのか・・・。楽しみでもあり不安でもある今日この頃です。
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ドコモ「SO905iSC」=サイバーショットケータイ?
匿名設定さんからのプチ情報です。(毎度毎度感謝です!)
「サイバーショット・ケータイ」国内でも発売へ=ソニー・エリクソン常務
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2007092500469
ご存知かもしれませんが、ドコモ905iシリーズには「SO905iSC」という機種の存在が噂されています。この「SC」が「スチルカメラ」の意味で、これがサイバーショットケータイであるというのです。この噂がどこまで信用できるか分かりませんが、そう遠くない時期にサイバーショットケータイが日本で発売されることは確実ですね。
いやはや、全然気がつきませんでした。ウォークマンケータイ、BRAVIAケータイときて、次はサイバーショットケータイ。SCはスチルカメラかー、なるほど。カシオの先例もありますし、可能性としては十分あり得るというか、是非とも出して欲しいですよね。モーションセンサーを使ったフィットネス機能がユニークな本家同様の仕様になるのか、正式発表が楽しみです。
ソニスタでPS3やPSPが買えるようになりました!
PlayStation(ソニスタ)
ソニスタ「Home AV Style」のメルマガで電撃発表。なんと、ソニスタでプレステ本体とゲームソフトの取り扱いがスタート。なんでそうしないんだという声も多かったですが、やっとそれが実現したんですねー。パチパチパチ。ちなみに、送料無料クーポン以外は使えないようです。
こうなると、PS.comとの棲み分けはどうなる、みたいな話になりますが、そんなことは内部で調整してくださいって事で、販路が広がることだけを素直に喜びたいと思います。
メルマガでもロケフリベースステーションとPSPの組み合わせについて紹介していますが、ソニスタ的には他のソニー製品との連携を軸に、今後は様々な提案をしていくつもりなんでしょうね。
PSP on TV を試す~PSPをテレビにつなごーの意味とは
軽さや薄さ、ワンセグチューナーが何かと話題の新型PSP「PSP-2000」ですが、忘れちゃいけない新機能に「PSP on TV」があります。オプションのAVケーブルで、普段はPSPの液晶に映る画面(映像)をテレビに映すという単純明快な機能。一部のケーブルがゲーム画面出力に対応していないものの、XMB対応のHomeなどのシステム画面、静止画、音楽ファイル、Webブラウザなどは言うに及ばず、UMD Video、ロケフリ、ワンセグといった動画も、ケーブル一本で手軽にテレビに出力できるのです。同様のことができる製品としてはiPodやワンセグケータイなどもありますが、PSPほどの自由度はありません。
ケーブルの種類は、映像出力が黄色い端子のAVケーブル、同S端子のSビデオケーブル、同D端子のD端子ケーブル、同RGBが3本のコンポーネントAVケーブルの4種類で、つなぎたいテレビの仕様にあわせてケーブルを選択することになります。クオリティの違いについては自分がここで説明するまでもないので割愛しますが、AVケーブルとS端子ケーブルはゲーム画面の出力に対応していませんので購入の際はその点に注意が必要かと。ちなみに、自分が購入したのはD端子ケーブル。これはD端子入力(D1~D5)のあるテレビで使えます。ケーブル長は約2.5mで、想像していたよりも太かったです。本体に接続する端子はPSP-2000専用の独自仕様なので、初代PSP(PSP-1000)では使えません。
ということで、早速テレビにつないでみます。我が家のリビングにあるWEGAはD端子がふさがっていたので、寝室のBRAVIA(20インチ)のコンポーネント端子につないでみました。つなぐ前にPSPの設定メニューから「外部ディスプレイ設定」を確認。「テレビタイプ」は16:9、「コンポーネント/D端子出力」はプログレッシブを選択、というかこれがデフォになってました。映像を出力の切りかえは同メニューの「映像出力切りかえ」を選択して決定ボタンを押す方法と、本体のディスプレイボタン(PSPロゴのすぐ右にあるボタンです)を長押しする方法があります。PSPの画面に切りかえたことを表すアイコンが出るまでがちょっと長いので、テレビにPSPの画面が映るまで押しっぱなしにするのがコツみたいでした。
我が家のBRAVIAは解像度が1366×768なのですが、PSPのホーム画面は自動的にフルスクリーンモードで表示されました。画像ではわかりにくいかもしれませんが、PSPの画面がアップスケールされて過不足無くそのまんま表示されています。少々眠たい画にはなりますが、20インチのテレビということもあって、さほど気になりません。所詮はホーム画面ですもんね。ということで、個別の機能でどうなるかを次々に試してみました。
まずは、ワンセグ。ワンセグ自体の仕様が仕様だし、PSP-2000の液晶でもつらいと感じたこともありますが、まあ、そんなもんだよね、ぐらいの印象。そもそもが、地デジが見られるBRAVIAにつなぐ意味がありません。とはいえ、アナログテレビが現役とか、チューナーを内蔵しないモニター専用テレビなどを使っている人には意味のあるつなぎ方と言えそうです。もちろん、番組表やデータ放送の表示も可能です。
【参考】データ放送にも対応した新PSPのワンセグを検証-通信と併用でワンセグがほぼフル機能に(AV Watch)
次にUMD Video。手元にあるチャリチョコで試してみましたが、これはなかなかいけてますねー。当然フルスクリーンもOK。これも20インチクラスのテレビだからなんでしょうけど、WEGAで見るDVDと大差ない感じ。こんな形でUMD Videoの実力を実感するとは・・・。ちなみに、モードの切りかえはノーマルとノーマル(85%)の二つだけでした。
次はスゴ録のお出かけファイル。画像ははAVC Mainの768のものですが、384のもの含め、フルスクリーン表示が可能でした。ワンセグほどではないですが、全般的にジャギってる感じ。動きの多い映像だとつらいかもしれません。それでもまあ十分許容範囲というか、見られなくはありません。どうしても気になるならオリジナルに切り換えても良いですしね。
お次はロケフリ。BRAVIA側はフルスクリーンなんですが、四隅に余白ならぬ余黒が発生。画面はハイビジョンスゴ録の画なんですけど、ベースステーションのアナログ映像も同様に余黒が表示されちゃいます。PSP側で表示を切り換えても同じ。映像のクオリティはUMD Video未満ワンセグ以上といったところか。
最後がゲーム。ホーム画面の状態からPSP本体では表示されない余黒が発生。起動直後に表示されるPSPロゴ画面にも余黒が。ゲーム画面は、現在プレイ中のCCFF7なんですが、ご覧の通りフルスクリーンでは表示されません。BRAVIA側も勝手にズームモードに変わってました。これだと少々縦長で気持ちが悪いので、BRAVIA側のモードを色々と切り換えてみました。でも、どのモードもPSPと縦横比が一致せず、微妙な画角になってしまいます。強いて言えばワイドズーム(&字幕入り)がPSPの画面に一番近いでしょうか。どんな理由でこういう表示なるのかはわかりませんが、ゲーム画面もできるだけフルスクリーンで楽しみたいので、アップデートで対応してくれることに期待したいです。ちなみに、一番右下の画像はWebブラウザですが、こちらも余黒が発生しています。また、これ以外にもPS3のリモートプレイ画面を出力できるはずですが、今回は検証できなかったので割愛します。
以上のように、D端子とコンポーネントケーブルなら、あらゆるコンテンツをテレビに出力できるようになったのが新型PSPなのですが、今回色々検証してみてですね、なんかとてつもなくスゴイ事なんじゃなかろうかと自分は思い始めています。PSP単体でできることももちろんスゴイんですけど、ビデオアウトが可能になったことで、広義の意味での最強のロケーションフリー端末になってしまったんですよ、PSPが。これはさすがにクリエもできませんでした。ウォークマンやmyloにしても言わずもがなです。
ロケフリのクライアントでTVボックスがありますけど、映像のクオリティさえにしなければ、PSPとケーブルの組み合わせで十分その代わりになっちゃいます。もちろん、Wi-Fiの電波が届く範囲でという制限こそありますが、自宅にテレビが複数あっても、PSPとケーブルを持っていくだけでロケフリできちゃいます。TVボックスもさほどかさばるモノではありませんが、なにはなくとも電源が必要です。バッテリー駆動のPSPならそれがいらないと。ちなみに、ソニスタではTVボックスの値段が22,800円。対して新型PSPが19,800円、D端子ケーブルで2,800円ですから、両方足すと見事なぐらいにTVボックスの値段に近づきます。
もちろん、UMD Videoやお出かけスゴ録にしても同様のことが言えます。旅行先や出張先など、出先に(モニター)テレビさえあれば、ひとりでもみんなでもコンテンツを楽しめるんですから。さらに、出先でWi-Fiが使える環境なら、ロケフリやPS3のリモートプレイもできちゃうわけです。
てなことで、今更ながらPSPの持つパフォーマンスに驚いてしまいました。PS3がゲームにコミットする戦略に転換する一方で、PSPはゲーム以外の機能がこれまでにないほど充実してきました。久多良木さんの21世紀のウォークマンという発言は、ちょっと微妙というか、そういう範疇にすら収まらなくなってきたのが今のPSPなんじゃないでしょうか。
PSPも基本はゲーム機というスタンスは変わらないのかもしれませんが、これだけのことができるなら、クリエっぽいオトナ向けのPSPがあっても十分アピールできるのではないかと思います。個人的には思い切ったバリエーション展開に期待したいです。
そんなこんなで、個人的にはPSPが断然面白くなってきたと思うのですが、そんな風に感じているのは自分だけなのかなあ・・・?
(このエントリーをサイトにアップする前に、ソニスタがプレステのハード・ソフトの取り扱いを開始。タイミングが良くてびっくりです。今後はPSPと他のソニー製品との連携を強力にプッシュしてくれることでしょう。期待してます!>PlayStation(ソニスタ))