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2007年2月20日
PSXのゲームディスク読み取り不良を自力で直す
先日、「リビングのテレビを乗っ取るのはゲーム機かPCか、それとも…」というエントリーでゲームディスク読み取り不良が原因で戦力外通知を言い渡したPSXなんですが、変なモノで、寝室のBRAVIAに繋いで触っていたらなんだかとてもかわいそうに思えてきました。実際、レコーダー機能はアナログ録画オンリーとはいえ、シンプルで使いやすいんですよね。リビングからは離脱させたけど、MXTVのウルトラセブン全話録画コンプリート達成のために、これからもまだまだ頑張ってもらわなくてはいけません。
寝室にはPS3もあるので当然のことながらPS2のゲームもプレイできるのですが、メモカのデータのやりとりが一方通行なので、できればPS3でPS2のゲームをプレイしたくないのです。我が家には初代PS2と薄小さいPS2もあるのですが、前者は落下事故を経験していることもあって動作に不安を抱えているし、後者はまだまだリビングで活躍してもらいたい。ということで、寝室に移動したPSXのゲーム機能が復活してくれれば言うこと無しという状況なんですよね。
クリーニングディスクを何度使ってもダメなのは、DVDとゲームの読み取りピックアップが違うからなんだろうなあということは薄々わかっていたものの、ローディング式のドライブのためゲーム用のピックアップだけをクリーニングする方法がわからずじまい。購入後3年を過ぎているので修理も有償になるのは当然としても、レコーダー機能は絶賛活用中のため修理にかける時間が無い。ということで、自力で何とか直す方法がないかと「PSX、修理」をキーワードにネット検索したら、うってつけのコンテンツがあるじゃあありませんか!>PSXヘッドクリーニング図解マニュアル
このマニュアルは、「進め! ことのは探検隊」というサイトのへっぽこ隊長のたかしさんという方がまとめたもので、同氏のメルマガに登録することでPDFでダウンロードできるようになっていました。早速メールアドレスを登録してダウンロード。7ページのボリュームですが、保証が効かなくなるバラしの手順紹介ということで、実際は注意書きの方が多く、修理の手順そのものは少ないという印象でした。
これなら自分にもできそう。ということで、マニュアルに従い、綿棒、湿式タイプのDVDクリーニングキットに付いてきたクリーニング液を用意してからバラしスタート。底面の6本のビスを取り外し(この時点で保証が効かなくなります)、上蓋をはずしてドライブの金具をはずすとピックアップにアクセスできるようになります。ゲーム用とDVD用が左右に分かれているので両方を丁寧に綿棒でクリーニング。その後は逆の手順で再び組み立てて終了。
電源&AVケーブルを接続して電源オン。おそるおそるPS2のゲームディスクを入れてみると…読み込んだ~っ!(しばし、感動が続く…)
修理にかかった時間も正味10~15分程度と短時間ですみました。へっぽこ隊長のたかしさんに感謝っす!保証は受けられなくなったけど、費用もかからなかったし、何より自力で解決できたことの達成感がなんともいえないですね。これで、寝室でもPS2のゲームをめいっぱい楽しめることになりました。今後、また読み取り不良が発生しても同じ手順で直せるとわかっているので安心です。とはいえ、精密機器のバラしですし、保証も効かなくなりますから、おおっぴらにすすめられるではありません。同様の症状にお困りでチャレンジしてみようと思っているのなら、十二分にご注意くださいね。
ということで、祝PSX完全復活!
(って、よくよく考えてみたら、リビングの液晶WEGAでスゴ録用に確保していたD端子が空いているんですよね…ハハハ。にしても、PSXやPSですらこんな調子なんだからPS3のピックアップの読み取り不良が出たらどう対処したら良いんでしょうかね…)
投稿者 SPA : 2007年2月20日 11:27 : カテゴリー PSX