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2007年2月15日

ACCESS Linux Platformが開発完了~Palm OS第二章の始まり

「ACCESS Linux Platform」開発完了、開発キットが配布開始

ACCESSが、「ACCESS Linux Platform」(ALP)の開発完了に伴い、開発コード名であったALPを正式に製品名とし、ALPに搭載される「Garnet OS」(旧 Palm OS)と互換性のあるレイヤーの名称を「Garnet VM」とすることを決定したと発表。また、開発者向けに、「ALP v1.0 向け製品開発キット(PDK)」、「ALP 向けソフトウェア開発キット(SDK)」のプレリリース版および、「Garnet VM 互換性キット」を配布するそうです。Garnet VMは、68Kベースで設計されたGarnet OS(旧 Palm OS)アプリケーションが、そのまま、または、わずかな修正を加えるだけで、ALPベースのデバイス上で動作することが確認されているとか。

ACCESS、グローバルパートナープログラム「ACCESS Connect Ecosystem」発足

さらに、パートナープログラム「ACCESS Connect Ecosystem」(ACE)の発足も発表。パートナー企業は、「ACCESS Linux Platform」「NetFront Mobile Client Suite」「NetFront Living Connect」「NetFront IMS Client Package」「NetFront Media Player」を活用することで、Linuxベースのモバイル機器と統合デバイス市場の成長に貢献することができるとか。ACEの創立には、各業界から40数社・団体が参加しており、日本からも多くの企業が参画しています。

いよいよALP搭載端末開発が本格化。Palm OS第二章の始まりですね。残念ながら参画企業にはソニーの名前は見あたりません。が、ソニエリやドコモとのOS共同開発でも名前が挙がっているルネサス テクノロジが入ってますね。クリエファンとしてはソニーがALPに多少なりとも関与して欲しいと期待してしまうのですが、やはり難しいのでしょうかね…。

もう、こうなりゃ全部入りに機種変しちゃうぞ。って何の関係もないけど…>“ほぼ全部入り”スペックの「W52T」、その実力は?(後編)

投稿者 SPA : 2007年2月15日 10:32 : カテゴリー CLIE/Palm , Sony Ericsson , 携帯電話・PHS