« 東京の下町は暑かった… | メイン | T9の不満点を解消、完成度の高い新サイバーショットT10 »
2006年8月21日
旧type Uのマルチポインター対応折りたたみキーボードを試す
「旧type Uのマルチポインター対応折りたたみキーボードがVCLで買える!」というエントリーでご紹介した「VGP-KBC1」ですが、色々と考えて結局注文してしまいました。8/15に申し込みをして8/18に手元に届きました。ということで、簡単ですがプチレビューをお届けします。
いつものソニスタボックスとは違い、SONYの四文字が目立つ箱で配達されてきました。VCLへの注文なので当たり前ですね。厳重な梱包の割りに納品書とキーボード本体のみというあっさりとした中身。キーボードは二つ折りで、右側面にあるロックスイッチを解除して開くだけのシンプルなもの。超小型のtype U専用に開発されていることから、USBケーブルが細く短いのが特徴です。そして、キーボード中央にはThinkPadなどでお馴染みのマルチポインターがついており、マウスいらずの操作を実現しています。
縦横のサイズは折りたたんだ状態で新type Uよりもひとまわり大きい程度。開いた状態では10キー付きのフルピッチのキーボードの2/3程度で、キーピッチは手持ちのtype Tのキーボードとほぼ同じでした。他のコンパクトキーボードとのサイズ比較は上の画像の通り。開いた状態ではエレコムのミニキーボードやStowaway Bluetooth Keyboardよりは面積を取ります(前者は購入したのを報告しておりませんでしたね~)。折りたたんだ状態(=コンパクトさ)ではStowaway Bluetooth Keyboardに軍配が上がりますが、マウスいらずという点では持ち物が一つ減ることになるので良い勝負ですかね。
ちなみに、キータッチは軽く、打ちにくいということはありません。中央のヒンジ部分がしなるのが若干気になりますが、机の上に置いて操作する分には問題ないです。エレコムのキーボードも決して打ちにくいということはないのですが、自分はtype Tのキーボードを使い慣れているので、このぐらいのサイズが一番使いやすく感じました。なお、トラックパッドに慣れきった自分にとってはスティックポインターが使いにくいと感じましたが、これも慣れで解決できることなんでしょうね。
なお、type Uで英語配列のキーボードをお使いの場合は「窓使いの憂鬱」というワンタッチでキーマップを変更できるフリーソフトを導入すれば良いみたいです。(参考エントリー:Stowaway Bluetooth Keyboardがますます欲しくなる病に)
難をあげるとすれば、Stowawayのように開いた状態で固定されないので膝の上などで使いにくいということになりますが、そもそもがそういうシチュエーションで使うのであれば本体のみで運用すれば済むだけの話ですからね。ポートリに接続してデスクトップ代わりに使えて、使わないときはたたんでおけるし、モバイルするときはいっしょに持ち歩く。どこに行っても使い勝手が同じというのが一番便利なのかもしれません。
ということで、大変お高いのですが、type U用に使いやすいキーボードをお探しという方には実は一番お薦めできるかもしれません。ちなみに、本日8/21現在、入荷待ちのようです。結構売れたんでしょうかね…。む~。決済も融通が利かないし店頭でも買えないから手に入れるのが面倒ですよね。次世代機は是非、使い勝手に優れた純正のコンパクトキーボードをいつでもどこでも買えるようにお願いします!>type U開発陣の皆さん。
【追記】タイミング良く、スタパ齋藤さんの「週刊スタパトロニクスmobile」でもtype Uのキーボードネタが~っ!Stowaway Bluetooth Keyboardを中心にtype Uのお出かけグッズ一式が紹介され取ります。自分と持ってるものがほとんど一緒かも…>こんな感じでtype Uしとります