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2006年7月12日
ウォークマンブランドの存在意義
ミュージックシャトルの存在意義にも若干の疑問を感じるが、ポータブルオーディオプレーヤーの「ウォークマン」としての基本的な機能についても疑問を感じる場所がある
前者は基本的な楽曲操作しか行えないことのみならず使うシチュエーションに遭遇しないからとか。後者は再生しているアルバム/プレイリストに関する操作以外はすべて再生を一時停止して行わねばならないことに閉口なさったとか。
キャリア縛りによる仕様の問題というわけでもなく、ウォークマンとしての使い勝手にも難があるってことなんですかね。期待して買った人がウォークマンってこんなものかという評価を下さないことを祈るばかりです…。
方や、本家はウォークマンEシリーズが安定した人気とか。ビーンズでの失敗をふまえ、新製品投入のタイミングをずらしているのかどうかわかりませんけど、価格と製品の位置づけがうまいことはまったという印象があります…>安定した人気の“シンプルウォークマン”
前にも書きましたけど、ウォークマンケータイやDVDウォークマンにしても、冠をつけるだけの意義があったのかどうか、非常に疑問に感じます。時すでに遅しかもしれませんが、今一度ブランド戦略を見直した方が良いのではないでしょうか。
というかブランドに頼らなくとも良いものなら売れるはずなんでしょうね…。「ブランド頼みの甘え断て 徹するは良い作品作り」というジブリの鈴木さんへのインタビュー記事にある以下のコメントがとても印象的でした。
本誌 ブランドを強くするためには、ブランドに頼るのではなく、ブランドを使って自らをもっと高めていかなければ駄目なんですね。
鈴木 そういうことなんでしょうか。僕はやっぱり作品勝負に徹します。ブランドの力を強くするといっても、何によって強くするんですか。僕はないと思います。ブランド云々ではなく、結局、いい作品を作るしかない。
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投稿者 SPA : 2006年7月12日 11:35 : カテゴリー Sony Ericsson , Walkman